ヤフーは小中学生向け検索サイト「Yahoo!きっず」内に、クイズ形式でネットのマナーを勉強できる新コンテンツ「ネットのマナーABC」をオープンした。同コンテンツはオリジナルキャラクターが登場する動画を使い、子供たちがより興味をもってインターネット上のマナーを学べるようにしたもの。パソコン利用者の低年齢化が進む中、こうした試みは今後注目を集めそうだ。 「ネットのマナーABC」では、「個人情報ってなんですか？」「インターネットは調べ学習の宝庫」「便利なメールではあるけれど」「掲示板やチャットを利用するときは」の4つのテーマに分かれたクイズを用意、それぞれのテーマごとに3つの質問を設定している。 ユーザがいずれかのテーマを選び、質問に対して○か×の答えを選ぶと、「せいかい」「ざんねん」の判定と解説がイラストをまじえた形で出る。また3問すべてに答えると、テーマごとに自分が正解した数も表示される。子供たちはこれらのクイズを通し、楽しみながら個人情報の取り扱い方や著作権に関する注意、ウイルス感染対策、掲示板に書き込むときの注意点などを学べるしくみだ。 またオリジナルキャラクターである「ちょぼっと」が登場する動画を使い、子供たちの興味をひきながら自然にネットマナーを学ばせるところもポイントのひとつ。クイズ画面の中では、全部で84個のネット用語をわかりやすく説明した「インターネット用語集」を用意しており、わからない用語があればすぐにその場で調べられるようになっている。 さらにクイズの終了画面からは、オンライン上での安全に関する「我が家の決まり」へのリンクを設けており、ネット利用時のマナーや注意について家族で再確認できるのも便利だ。 なおコンテンツはフラッシュ版とHTML版の2種類が用意されており、フラッシュ版を閲覧するにはJavaScriptに対応したブラウザと、プレーヤーソフトのMacromedia Flash Player 5.0以上（無料）が必要になる。
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