総務省は、デジタル放送時代に登場が期待される「大容量蓄積機能を活用するサーバー型放送」の素案をまとめて公開、意見募集を開始した。この素案は、基本的には衛星や地上波のデジタル放送での利用を企図したものだが、必ずしもデジタル放送インフラを使用しなくても「放送」を実現できそうで興味深い。
総務省は、IP電話サービスへの電話番号を付与するために必要な省令などの改正について、ほぼ当初原案どおり改正すると発表した。改正される省令類は6月下旬に公布、9月下旬に施行される。これにより、一定以上の品質の確保されたIP電話サービスは「050」ではじまる電話番号を取得できるようになり、IP電話と一般の加入電話などが相互に通話できることになった。
総務省は、NTT西日本から申請されていたアクセス系光ファイバのアンバンドル料金を認可すると発表した。今回料金が認可されたのはBフレッツ・ファミリー100相当のもので、1本の100Mbps回線を最大32ユーザでシェアするタイプ。当初NTT西日本から提出されていた料金案通りに認可された。
総務省北海道総合通信局は、ブロードバンドサービスについての“デジタルディバイド”を回避するため、現実的な整備プランなどを検討する「北海道ブロードバンド構想検討会」を設置する。なかでも北海道総合通信局が期待しているのが2.4GHz帯無線LANアクセスだ。