日本電信電話(NTT)は24日、毎秒10ギガビット(100億ビット)の信号を、世界でもっとも小さな消費エネルギーで伝送可能な「超小型半導体レーザ(LEAPレーザ)」の開発に成功したことを発表した。2016年を目途に本レーザの商用化を目指す。
KDDI研究所は23日、複数の端末に大きなデータを一斉に送ることで、LTEに比べて周波数利用効率を約3倍に向上させる、Advanced MIMO技術を開発したことを発表した。LTEの数倍のデータを一気に送ることができるようになる見込みだ。
富士通研究所と富士通研究開発中心有限公司は20日、PCやタブレットなどに搭載された一台(単眼)のカメラで撮影した映像から、上下・左右方向の手の動きだけでなく奥行き方向の手の動きも検知する、3次元ハンドジェスチャー認識技術を発表した。
理化学研究所は17日、魚が特定の行動を行おうと意思を決定するときに、大脳皮質に相当する領域の特定の神経細胞群によって保存されている行動プログラムが読み出される過程(意思決定メカニズム)を、可視化することに成功したと発表した。
カナダ・オンタリオ州のクイーンズ大学は先月、パリ開催の国際会議で「MorePhone」を発表した。同大学のHuman Media Lab(ヒューマン・メディア・ラボ:HML)の研究グループが開発したものだ。
情報通信研究機構(NICT)は13日、ソウル国立大学と共同で、量子暗号などで使われる微弱な光信号を、遠く離れた地点に大きな信号として増幅して再生する新しい方法を考案し、その実証に成功したことを発表した。
米IBMは2日、宇宙最小の素子の1つである「原子」を使って製作した世界最小の映画「A Boy and His Atom (少年と彼の原子)」を、YouTubeにおいて公開した。ギネス世界記録にも認定されたとのこと。