乃木坂46のデビュー14周年を祝うバースデーライブ「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」のDAY1およびDAY2公演が5月19日・20日、東京ドームにて開催された。
東京ドームでのバースデーライブ開催は今回が初めて。また過去に2017年、2021年、2023年、2024年と2DAYS公演を実施してきたが、5度目となる今回は初の3DAYS公演となった。DAY1、DAY2では「ダンス」「衣装」「歌声」「かわいさ」などブロックごとにテーマ性を持たせることで、14年におよぶ乃木坂46の歴史を名曲の数々とともに振り返った。


DAY1公演は鈴木佑捺と小津玲奈の6期生コンビの影ナレから「他人のそら似」で元気よくスタート。以降は「衣装」「アンダー」「バディ」「テンション」のテーマにスポットを当て、6期生の生ナレーションとともに趣向を凝らした選曲で観客を歓喜させた。



ライブ終盤には「きっかけ」を、6期生から3期生へと繋いで歌唱。「Sing Out!」ではメンバーとオーディエンスが一丸となって歌い、会場の一体感を高めた。アンコールではキャプテンの梅澤美波の「お2人にも届きますように」というメッセージに続き、乃木坂46の“公式お兄ちゃん"ことバナナマンの2人がコント内で演じているフォークデュオ・赤えんぴつが書き下ろした新曲「君ばかり」が初披露され、特別感の強い初日となった。


続くDAY2公演は、西アルノと冨里奈央の影ナレに続いて「制服のマネキン」からスタート。続く「チャンスは平等」では梅澤が「みんな盛り上がる準備できてる? 乃木坂46 14歳の誕生日、みんな一緒に歌って踊ろう!」と叫び、メンバーらが会場中のファンに向けて笑顔を振りまいた。「夏のFree & Easy」や「スカイダイビング」では大型トロッコやフロートも使用し、観客の近くまで接近する演出も。


「ダンス」ブロックでは「インフルエンサー」を岩本蓮加と井上和のダブルセンターで披露。「歌声」ブロックでは「悲しみの忘れ方」などで会場を包み込み、「かわいさ」ブロックではゲームアプリ「乃木恋」とのコラボ寸劇や、お米の被り物姿の一ノ瀬美空、小川彩、瀬戸口心月、矢田萌華からなる“新・白米様軍団"が登場するなど、随所にコミカルな演出も盛り込まれた。

ライブ終盤では、「今の私には、乃木坂46がすべてになりました。そして、そのすべてを好きになっています」という瀬戸口のナレーションに導かれるように、6期生が歌う「君の名は希望」とともにグループの「未来」を見せていく。梅澤は「過去の乃木坂46も大好きだし、今ここにいるみんなで作る乃木坂46も大好きです。これからも未来を作っていくことに、楽しさと希望を持って臨んでいます」と力強く宣言。池田瑛紗も「バースデーライブは過去と未来が交差する場」と語り、最新シングル「最後に階段を駆け上がったのはいつだ?」で本編を締めくくった。
アンコールは「指望遠鏡」から始まり、ライブTシャツに着替えたメンバーが、ステージや花道上を縦横無尽に動き回りながら、ファンと目を合わせにいく。

そして最大の注目を集めたのが、梅澤から菅原咲月への次期キャプテン就任の発表だ。菅原は涙をこらえながら「まだまだ未熟なところもたくさんあると思いますが、私らしく乃木坂46として前へ進んでいけたらいいなと思います。このグループを守っていく覚悟もあります」と真摯な思いを伝えた。梅澤は「一番近くにいる周りの人たちからの信頼を守り続けていけば、絶対に大丈夫」と声をかけ、菅原を優しく抱きしめた。


最後は「乃木坂の詩」を34人で披露してDAY2公演が完結。5月21日のDAY3公演「梅澤美波 卒業コンサート」をもって今回のバースデーライブはフィナーレを迎える。約10年間グループの中核を担った梅澤が最後にどんなステージを見せるか、楽しみにしたい。









