2026年1月3日午後3時30分から『東野幸治&寺島しのぶのR-50人生でやらないと後悔するコト!』(MBS)を放送する。

同番組は50歳以上のゲストが大小問わず「人生でやらないと後悔するコト」を公表するトークバラエティーだ。MCを務めるのは、お笑い界の最前線を走り続ける東野幸治と、映画や舞台など活躍の場を広げる俳優・寺島しのぶ。ゲストには松嶋尚美、カンニング竹山、大畑大介を迎え、50代だからこそ共感できる悩みやこれからの人生観について、自由奔放なトークを繰り広げる。
今回、テーマとして扱うのは「バケットリスト」だ。これは「残りの人生でやりたい事を書き出したリスト」のことで、SNSなどに公開する50歳以上の方が増えている。自身の目標を設定し宣言、「見える化」することで、実行力が高まり、実現の可能性が高くなると言われている。

松嶋尚美は身近な大問題を解決するためになんとかしたい事を、カンニング竹山は念願の夢を、そして大畑大介は意外な願望を披露する。さらに、50歳以降に夢を実現した人物のリアルな実体験や、ゲストたちの「この夢って、実現可能なの!?」を掘り下げていく。

また、50歳オーバーだからこそ共感し合える、人生観に触れるエピソードトークも届ける。仕事と子育てに日々追われる寺島は「50歳を過ぎると一度人生について考える。人生の半分が過ぎ、女性は更年期などで体調がガクっと弱ってくることもあるけれど…やり続けないといけない」と胸の内を吐露する。

収録後、寺島は「カメラの存在を忘れてしまうほど楽しむことができました。50代の昭和世代が抱える悩みを深掘りしていくうちに、このまま場所をバーに移して語り合いたいと感じるほど、濃密な時間となりました」とコメント。
東野は「話題は、家族のことやお墓の悩み、パートナーシップなど多岐にわたりました。なかなか同世代だけで集まる機会がない中、こうした対話ができたことは大きな収穫でした。なかでも、子育てが一段落したあとに自分らしいスタートを切るためのヒントを得ることが出来ました」と語った。
寺島は「50代は、子育てなどの家庭の役割も多く、どこか後ろ向きな気持ちになりやすい時期かもしれません」と述べ、東野は「見てくださる皆様が、『あ、自分もこんなことがしたいな』『そういえば若い時にあんなことを考えていたな』と、ご自身の気持ちに改めて向き合うきっかけになれば嬉しいです。始めるのは明日からでも、来年からでも構いません。何か一つでも、未来をポジティブに捉える一歩にしていただけることを願っています」とコメントした。
東野は同世代だけのトーク番組について「気楽にやらせてもらいました。この令和の時代にこれほどターゲットを絞り込んだ一点突破の番組を企画するなんて、毎日放送さんも『思い切ったことしたな!』と思いました(笑)。ですが、我々演者にとっては非常にありがたい環境です。全員が共通の文化で育ってきた世代なので、『あの時はこうだったよね』という説明が一切いらない。例えば寺島しのぶさんの歩んできた道を皆が知った上で話しているので、『えらい家に生まれましたね』の一言ですべてが通じ、完結できる。そんな説明不要の空気感が楽でした」と振り返った。

寺島は「私は晩婚で、年齢を重ねてから出産をしたため、周りのママ友は若い世代の方が多く、自分はマイノリティなんですよ。だからこそ、今回のように同世代の皆さんとお話しできて、非常に新鮮で貴重な時間となりました」とコメント。
東野は「ちなみに、ママ友とお茶をして寺島さんが最年長だった場合、お会計は割り勘ですか?」と質問し、寺島は「変に気を遣わせても角が立つので、割り勘です。1円単位で、1ミリも間違えないように(笑)」と答えた。東野が「それは小銭で?それともPayPayですか?」と尋ねると、寺島は「周りの若い子たちはPayPayを使っているんですけど、私は現金派です」と回答。東野は「じゃあ、『ごめんね、PayPayしてないから』って言いながら小銭を出すわけですね。ママ友から『寺島さんPayPay覚えてくださいよ!』なんて言われている感じですね!」と笑いを誘った。
寺島は「番組内でカンニング竹山さんも仰っていましたが、最近は周囲から『ベテラン』として扱われることが増えました。私自身は少しもそんな風に思っていませんし、上には素晴らしい大先輩が山ほどいらっしゃいます。もちろん若い世代から学ぶことも多いのですが、本当はもっと年上の方や同世代の方と、肩の力を抜いてお話ししたいという思いがありました。だからこそ、今日のこの空間は本当に気が楽で、心地よかったです!」と語り、東野は「その気持ちよく分かります!結局、ペーペーでいられる場所が一番楽なんですよね」と共感した。
第2弾、第3弾と番組が続いていくなら「こんな人の話を聞いてみたい」などあるかという質問に、東野は「50歳以上であれば、スポーツ、芸能、文化人、あるいは一般の方でも、どなたでも歓迎です。『これからこんなことがしたい』という熱い想いを発表しに来ていただけるだけで十分。僕自身、良いなと思ったらすぐ乗っかるタイプなので、皆さんの挑戦を参考にしたいですね」と答えた。
寺島は「もし第2回が実現しなかったら…私たちのプレゼンは大失敗だったということですよね(笑)」とコメント。東野は「もしそうなったら『人生にはやらない方がいいこともあるんだな』と学習できたということで! 60代や70代で失敗するより、早いうちにつまずいておいた方が傷も浅くて済みますし、怪我をしてもすぐに治りますから大丈夫です!」と締めくくった。













