17日、2026年1月23日より全国東宝系にて公開される、元日向坂46・齊藤京子初主演映画『恋愛裁判』のメイキング写真が公開された。
今回公開されたのは、撮影の裏側を収めたメイキング写真15点だ。日向坂46として活動した経験を持ち、オーディションで「これは自分がやるべき映画だ」と語った齊藤。撮影現場では、同作の企画にあたって様々なグループのライブにも足を運び、現役・元アイドルやアイドル業界で働く人々への取材を行ったという深田晃司監督と、主人公・真衣の役柄やアイドルとしてのディテールについて会話を重ねる様子がメイキングに映し出されている。

齊藤にとってお気に入りのシーンというレッスン場での場面は、アイドルとしての真衣とは全く別の顔を見せるために、化粧をほとんどしないなど、細部にまでこだわりを見せている。


真衣が恋に落ちる相手であり、パントマイムアーティスト・間山敬役を演じた倉悠貴は、長期間にわたり大道芸の練習に取り組み、撮影現場でも専門家の指導を受けながら役作りを進めた。主にジャグリングとパントマイムを中心に練習した倉の上達ぶりはとても早く、専門家も驚くほどだったという。一方で、監督が脚本段階から前半とは大きくムードが変わるだろうと構想していた裁判中のシーンでは、張り詰めた緊張感をまとった表情を見せている。


現役・元アイドルを中心に構成された「ハッピー☆ファンファーレ」(通称「ハピ☆ファン」)のメンバーは、ライブ場面のためのレッスンや振り入れも入念に行い、それぞれ異なる場での活動経験を活かしながら意見を交わし、アイドルとしてリアリティを追求。メイキングには、5人でダンスレッスンに取り組む姿や、ステージ裏で待機する和気あいあいとした様子など、まるで実在のアイドルグループのような自然な一面が収められている。
メンバーでの撮影について齊藤は、「映画の撮影か、ハッピー☆ファンファーレというグループでのアイドル活動か、境目がわからなくなるくらい楽しく、他のメンバーが先にクランクアップをするときは、まるで彼女たちが先に卒業してしまうように感じて大泣きした。」とも語っている。



さらに、「ハピ☆ファン」のメンバーは、撮影がない日もチーフマネージャー役を演じた唐田えりかを含む6人のグループライン上で交流する関係性だったといい、メイキングには、唐田のクランクアップをメンバーが見守る仲睦まじい様子も捉えられている。
「世界を舞台に活躍されている深田監督の作品に出演させて頂ける事をとても嬉しく思います。」と語った津田健次郎は、現場で深田監督と熱心に意見を交わす姿も見受けられる。
そして、初主演映画であり、「初めて脚本を読んだとき、自分自身の人生が描かれているように感じた」と語るほど真衣という役に強い共感を抱いていた齊藤は、約1カ月半にわたる撮影がすべて終了し、花束を受け取ると、涙ながらに同作への熱い想いを語ったクランクアップの瞬間も刻まれている。













