10月19日放送の『激論!クロスファイア』で司会を務める田原総一朗が自民党の高市早苗氏に「あんな奴は、死んでしまえと言えばいい」と発言した問題を巡り、BS朝日は24日、臨時取締役会を開催し番組の終了を決定した。
同社は、田原の発言について「政治討論番組としてのモラルを逸脱している」と判断。放送後に本人へ厳重注意を行っていたが、最終的に番組終了という結論に至った。
番組はVTR収録のため問題箇所を編集で削除することが可能だったにもかかわらず、それを怠ったとして番組責任者および管理監督者である編成制作局長を懲戒処分とした。BS朝日は「視聴者の皆さま、関係者の皆さまに改めて、心よりお詫び申し上げます。今後とも、番組制作および放送倫理の一層の徹底を図ってまいります」とコメントしている。
田原は23日、自身のXで「10月19日放送の討論番組『激論!クロスファイア』における発言についてお詫び致します。発言の主旨は、野党に檄を飛ばそうとしたものでしたが、きわめて不適切な表現となり、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪していた。






