今田美桜、朝ドラ『あんぱん』で主演を演じた“率直な思い”を明かす「のぶと一緒に生きている感覚があります」 | RBB TODAY
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今田美桜、朝ドラ『あんぱん』で主演を演じた“率直な思い”を明かす「のぶと一緒に生きている感覚があります」

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 NHK連続テレビ小説『あんぱん』で主人公・若松のぶを演じる今田美桜のオフィシャルコメントが公開された。

 同作で今田は、高知で家族の愛情をたっぷり受けて育った朝田家三姉妹の長女を演じている。行動力とスピード感にあふれ、人生の荒波をパワフルに乗り越えていく主人公だ。女子師範学校を卒業後、小学校の教師となり、その後父・結太郎(加瀬亮)の縁で次郎(中島歩)とお見合いし結婚する。戦後、病で次郎を亡くすも、次郎が書いていた速記に魅せられ夢中で学び、高知新報へと誘われ試験に合格し新聞記者となる。

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【コメント全文】

――次郎に対するのぶの思いを、今田さんはどのように想像して演じられましたか?

次郎さんからプロポーズを受けたタイミングというのは、のぶが“愛国の鑑”だと言われることに悩んでいるときで。自分の思う正義を信じている中で、豪(細田佳央太)ちゃんが亡くなってしまい、蘭子(河合優実)とも衝突してしまって......。本当はずっと「自分の進んでいる道はこれでいいのだろうか?」という葛藤があったものの、家族にすら悩みを打ち明けられず、一人で抱え込んでいました。そんなときに出会った次郎さんが、自分の弱い部分もすべて認めてくれて、やさしく、あたたかく包み込んでくれた。だからこそ、のぶはこの人に自分の人生を委ねてみたいと思ったんだと思います。

次郎さんとのシーンは少なかったのですが、演じる中島さんのおかげもあって、とても思い出深いシーンばかりです。のぶが次郎さんの撮った写真を現像するシーンでは、次郎さんから今までもらった、たくさんの愛情を思い出しました。その愛情がうれしくて苦しくて、忘れられないシーンです。次郎さんがのぶに残してくれた「自分の目で見極め自分の足で立ち 全力で走れ絶望に追いつかれない速さで」というメッセージは、今後のぶがそれを胸に駆けていく、ずっと大事にしていきたい言葉ですね。もともと走るのが 大好きで、いつもまっすぐに突っ走っていたのぶらしさというものを、あの言葉で思い出した感覚がありました。

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――第13週で、4年ぶりに嵩と再会するシーンはいかがでしたか?

のぶとしては、次郎さんも亡くなって、大好きな子どもたちも傷つけて、本当にどん底のときでした。のぶは責任感も強いですし、こんな自分が生きていていいのだろうかと。それまでは次郎さんがいて救われていたけれど、それもなくなってしまった。そんなときに嵩と再会し、今まではのぶが嵩を元気づけることが多かったのですが、このシーンでは逆に嵩がどん底からのぶを引っ張り上げてくれて。このときの嵩の言葉がすごく心に残っていますし、のぶが本当に救われた瞬間でした。

このシーンで、北村さんは「戦地でいろんな経験をしたからこそ、少し達観している嵩でいたい」とおっしゃっていました。戦地でのシーンは、のぶが暮らす高知とは遠く離れた別の場所で起こっていることなので、私自身はあえて台本は読まないようにしていましたが、北村さんをはじめ、出演者の皆さんは実際に食事を抜いて撮影に挑んでいました。私も放送を見て、「ここまで描くんだ」と思いましたし、言葉にできないくらい壮絶だなと。でも、やなせさんの人生を描く上で大切な部分ですし、この『あんぱん』チーム全員が戦争というものに本気で向き合っている覚悟を感じました。この作品を通して、改めて戦争について考える機会が少しでも増えたらいいなと思います。

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――生きる希望を見失いながらも、再び前を向いて進み始めたのぶ。今後の物語の見どころを教えてください。

本当に私自身ものぶと一緒に悩んだり、涙したり......もはや役としてなのか自分としてなのか分からなくなるくらい、のぶと一緒に生きている感覚があります。第14週で、のぶが高知新報に入ってからは、明るいシーンも多くなりましたし、今後のぶの運命を変える人との出会いも待っています。のぶも嵩も戦争を乗り越え、二人が「逆転しない正義とは何なのか?」、その答えを探しながら奮闘する姿を、ぜひ応援してもらえるとうれしいです。また、のぶと嵩の関係もどうなっていくのか。ぐずぐずしている嵩を見て「もう、嵩~!」となっている方も多いと思いますが(笑)、今後の展開もどうぞお楽しみに!

同作は2025年3月31日より全26週130回で放送予定。7月6日と7月12日には総集編第1・2回が放送される。

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