日向坂46・富田鈴花が都内で17日、8月開幕ミュージカル『ヴィンチェンツォ』の記者会見に登場し、ミュージカル初挑戦への意気込みを語った。
ドラマ『ヴィンチェンツォ』は、2021年、韓国スタジオドラゴンが制作、⼈気俳優ソン・ジュンギが主演で放送開始。弁護士という肩書で正義と悪が混在している「ぶっ飛んだキャラクター」に人気が集まり、韓国での視聴率⾸都圏基準で平均16.6%・最⾼18.4%を記録した⼤ヒットドラマ。Netflixでも同時に配信され、今も⼈気のコンテンツだ。
「エイベックス・ピクチャーズ」と「スタジオドラゴン」の戦略的業務提携で世界初のミュージカル化として日本上陸する本作は、イタリアマフィアの右腕である弁護士ヴィンチェンツォ・カサノ役を和田雅成が、ヴィンチェンツォとともに大胆不敵な復讐に挑む女性弁護士ホン・チャヨン役を富田が、2人と対立するウサン法律事務所の凄腕悪徳弁護士ミョンヒ役を佐藤仁美が務める。
会見では富田ほかメインキャストの和田、佐藤とともに、韓国から「スタジオドラゴン」リュ・ボンヨル統括部長が来日し登壇。リュ統括部長は「日本のエンターテイメント最大手であるエイベックスとともに世界で初めてミュージカル化できて非常に嬉しく思っております。これからも素晴らしい作品を皆さんにお届けするために、ともに頑張ってまいりたい」と継続的な提携で数々の作品を世界に広めていくことを約束した。
メインキャストの和田は「（役がきたことに）素直に嬉しかったし光栄でしたが、普段ミュージカルを主戦場にしている役者じゃないので『僕でいいのかな？』と思ったのですけど、ご一緒するスタッフさんが僕の歌を知ってくれている人で、可能性があるって言われたので頑張りたい」と抱負を語る。「10話以上あるドラマがミュージカルでどんなにギュッと詰まっているのか、私自身もすごく楽しみ。あんなにアクションシーンが多いのか、どうやって表現していくのかなとか、どんな歌になるんだろうと私自身も期待しています」と話す佐藤も、役通りの悪役ぶりをいかんなく発揮する構えだ。
ミュージカル初出演で「期待と不安が40対60」と心境を告白した富田は、本日初対面だった“ミュージカル先輩”の2人に「グループでは個性をいかに出すかっていうのが大事だと思っていて、それはミュージカルやステージに立つみなさんも一緒なのですか？」と質問するシーンも。その富田には出演を知ったメンバーから「絶対観劇に行くから！」と祝福メールがあったと話し、「私以上に喜んでくれる先輩方がいて、すごく嬉しかったですね。個人の仕事じゃないと、メンバーが客観的にグループを見る機会はめったにないので、これがグループにとっていい刺激になったらいいな」とコメントした。
「ぶっ飛んだキャラクター」にちなんで、ぶっ飛んだエピソードの話題を振られた富田。「最近、マットレスの上で寝袋で寝ています。焚き火キャンドルを買いまして、パチパチ音がなるんですよ。お家でキャンプ気分やってます」と話し周囲を苦笑いさせていた。
ミュージカル『ヴィンチェンツォ』は8⽉11⽇（⾦）、兵庫・神戸「AiiA 2.5 Theater Kobe」を皮切りに 神戸・東京・大阪で上演。17日から公式サイトで⼀次先⾏抽選受付が開始されている。
■日程
8⽉11⽇（⾦）～13⽇（⽇）【兵庫】AiiA 2.5 Theater Kobe
8⽉18⽇（⾦）～21⽇（⽉）【東京】⽇本⻘年館ホール
8⽉25⽇（⾦）～27⽇（⽇）【⼤阪】サンケイホールブリーゼ
■公式サイト https://vincenzo-musical.jp/
