ビル・ゲイツが4月に行われたTEDカンファレンスの中で、新型コロナウイルスのパンデミックの今後について語った。
ビル・ゲイツといえば新型コロナ流行初期、過去に疫病の蔓延について“予言”していたとして話題になっていた。そんな彼の発言だけに、長引くコロナの行く末を考える上でも気になるところ。ビル・ゲイツは同カンファレンスの中で語ったのは「パンデミックのない未来を築くのは簡単ではありませんが...」と前置きした上で、「それを可能にするツールと戦略はあると信じています」ということ。そして「今はそれらに資金を提供するだけです」とした。
具体的には「潜在的なリスクを検出し、パンデミックになるのを防ぐ専門的なチーム(GERM)を構築すること及び動員することを提案します」とし、「病気の監視、研究開発、および改善された医療システムに投資することで、誰もが健康で生産的な生活を送るチャンスがある世界、つまり次の新型コロナウイルスの恐れのない生活を作り出すことができると信じています」と語っている。