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別所哲也が、20日放送のラジオ『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』（J-WAVE）で、神田沙也加さんの急逝を悼んだ。
主演ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の公演先である北海道・札幌で、18日未明に急逝した神田さん。別所はこの作品に出演していた。
今回の公演では、神田さんとのダブルキャストだった女優・朝夏まなととのコンビだったため、舞台の上に一緒に立つ機会はなかったものの、前回2018年の神田さんの初演時には、共演をしていた。ただし18日は、舞台に立つはずだった神田さんの代役として、朝夏が出演。その相手役も別所が務めていた。
舞台を終えた18日の夜、プロデューサーから「まだ一生懸命、闘っている」という報告を受けていた別所。だがその祈りもむなしく、神田さんの訃報が伝えられる。
別所は「この作品を通じて彼女とたくさんの想い出を作ることも出来ました」と回顧。そして「本当に俳優仲間として、ミュージカルを愛する仲間として、いくつもの想い出が今、語りきれないほどあります」と振り返った。
時折、深いため息をつきながら「……今日、ここで皆さんに何をお伝えしなければいけないか色々考えたのですが、神田沙也加さんという女優さん、俳優さんが作り上げた素晴らしい世界を、これから、ミュージカルを愛する皆さんと共に、僕自身も大切にしていきたいと思っております」と決意。
そして「彼女の素晴らしい……歌を愛する気持ち、作品を愛する気持ち、その気持ちを大切にしてまいりたいと思っています」と話していた。この後、アメリカの人気バンド「マルーン5」が、病気で急逝した元マネージャーに捧げた「メモリーズ」が流れていた。
