西島秀俊・西田敏行のダブル主演で映画『任侠学園』が2019年秋公開 | RBB TODAY
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西島秀俊・西田敏行のダブル主演で映画『任侠学園』が2019年秋公開

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(C)今野 敏 / (C) 2019 映画「任きょう学園」製作委員会
  • (C)今野 敏 / (C) 2019 映画「任きょう学園」製作委員会
  • (C)今野 敏 / (C) 2019 映画「任きょう学園」製作委員会
 映画『任侠学園』が、西島秀俊・西田敏行のダブル主演にて2019年秋に全国公開となることが決定した。


 今野敏による人気小説『任侠』シリーズ(中公文庫)。同作では。この大人気シリーズの中で、特に根強く愛され続ける『任侠学園』を、ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』シリーズ(2018年、2016年/TBS)、『劇場版 ATARU』(2013)を手がけた木村ひさし監督が映画化。全力で笑わせ、ホロっと涙を誘う、温かくコミカルな人間ドラマが描かれる。

 同作の舞台は、経営がうまくいかなくなった仁徳京和学園高校。高校を建て直すため、新しい理事が就任した。現れたのはなんと、曲がった事が大嫌いな昔気質のヤクザ、阿岐本組。見た目は怖く、荒々しかったが、義理人情の正義を貫いていく彼らの情熱に、次第に空気が変わっていく。しかし、金儲けのため、学校乗っ取りを図る大人たちによる罠が仕掛けられる。

 そんな同作で主演を務める西島は、「親分の言うことは絶対!」ーー そんな真面目過ぎるがゆえ、時に空回ってしまうお茶目な側面を持つ、昭和過ぎる阿岐本組(あきもとぐみ)ナンバー2の日村を演じる。そして、西島演じる日村やその弟分たちを、振り回しながらも、そのストレートな言葉で多くの人の心を揺さぶる阿岐本組・阿岐本組長を演じるのが、西田 。日本映画界をリードする二人の共演に注目だ。

 主演が決まった西島は、同作について、「本作はこれまでのキャリアの中で大きな意味を持つ作品の一つになると確信しています。日村という役は今まで演じたことのない、全く新しいキャラクターです。何が正しく何が間違っているのか、誰もが迷うこんな時代だからこそ、“昔気質”の真っ直ぐ過ぎる日村のような男が新たな道を切り開いてくれるのではないでしょうか。念願の親分役、西田敏行さんの怒涛のアドリブに日々応え続けた素晴らしい共演者の皆さんのキレッキレの名演。平成から新しい時代へ変わる節目の年、笑って泣ける世直しエンターテインメントを是非劇場でお楽しみください」とコメント。

 一方の西田は、「この映画は今の時代にとって、とても画期的な作品になりそうでワクワクしています。本作で生きるヤクザたちが示す、『お互いを愛し合い、見つめ合い、そして理解し合う』というある種の一本筋を通すという“任きょう道”は、万国共通の人々が幸せになるための一本の道だと思います。この映画が、今悩んだり、くすぶっている皆さんを勇気づけるエネルギーとなるような作品になれば嬉しいです」とコメントを寄せた。

 映画『任きょう学園』は、2019年秋全国公開。
《KT》
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