【インタビュー】まずは現地でのブレイク狙う!女性初のミャンマー住みます芸人・緑川まり | RBB TODAY
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【インタビュー】まずは現地でのブレイク狙う!女性初のミャンマー住みます芸人・緑川まり

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緑川まり【撮影:小宮山あきの】
  • 緑川まり【撮影:小宮山あきの】
  • 緑川まり【撮影:小宮山あきの】
  • 緑川まり【撮影:小宮山あきの】
 よしもと芸人がアジアの各国に完全移住し、 アジア全域に日本のエンタメコンテンツを広めることを目的とした「アジア版 あなたの街に“住みます”プロジェクト」。現在、台湾・タイ・インドネシア・マレーシア・ベトナム・フィリピン・ミャンマーなど7つの国と地域で、14組21名のよしもと芸人が現地の人気者になるべく、日々活動を繰り広げている。

 このほど、女性初の“ミャンマー住みます芸人”として10月からミャンマーに移住し、現地の人々の生活や言語、笑いについて学びながら活動をスタートさせたピン芸人の緑川まりが一時帰国。 現地での生活の様子や活動エピソード、“ミャンマーあるある”や今後の野望について話を聞いた。

――10月に移住して2カ月が経ちましたが、現地での生活はどうですか?

緑川:ミャンマーでの生活は、ビックリすることが多いですね。急に大雨が降って5分も経たんうちに冠水して、腰の高さまで水が上がってきたりとか。インフラが整備されていないので、井戸みたいな地下水から家ごとにタンクに水を溜めておいたりして、暮らしてるような感じです。

――結構なサバイバルですね(笑)。どんな家に住んでるんですか?

緑川:ローカルの1Kアパートで暮らしています。外観はむっちゃくちゃ汚いけど、部屋の中は結構きれいな家です。

――基本的にどんな物を食べて暮らしてるんですか?

緑川:ミャンマーのインスタントラーメンをめっちゃ食べてます。自炊もしてますよ。ミャンマーは民族が何十種類もあって、中でもミャンマーのシャン族が作ってる「シャン米」が日本米に近い味で、いい感じです。南国なのでフルーツもおいしくて、スイカもめっちゃ安くておいしいです。

――現地では芸人として、どんな活動をしていますか?

緑川:移住して2日目に、ミャンマープラザというイベントホールで「ジャパンブランド」という日本企業が集まるイベントがあったので、ネタのお披露目をしました。住んで2日目なのでミャンマー語もわからんし……、しゃべらんでもいけるネタにしようと思って、ミャンマーの伝統衣装の「ロンジー」というものを巻いて、手を放したら落ちるみたいなネタをやったんですけど、ミャンマー人はめちゃくちゃ「シーン」ってなってましたね(笑)。

――ミャンマーと日本は笑いのツボが違いますか? 「このネタならイケそう」という手応えは?

緑川:ミャンマー人は、ベタなネタが好きですね。「大丈夫、私これは失敗しないから」みたいなフリで失敗するパターンとか、「デブでいっぱい食べる」とか、ベタで分かりやすいネタはいっぱい笑ってくれます。向こうでは、志村けんさんが人気なんですよね。「シムケン、シムケン」って言われているので、志村さんはさすがだなって思いました。

――現地の番組への出演予定は?

緑川:MNTVっていうミャンマーのテレビ局で、バラエティ番組『ハッピージャパン』がスタートしました。45分番組の中の30分は日本のバラエティを流して、そのあとは私たち“住みます芸人”が日本でおなじみのゲームだったり、日本の伝統的な遊びを紹介して、日本とミャンマーを混ぜたような番組になっています。ミャンマーの制作スタッフさんが9割なんですけど、この前は地獄の7本撮りで、ミャンマー語のセリフを覚えるのも徹夜で必死でしたね。

――今後の目標や野望は?

緑川:“ミャンマー住みます芸人”としてというよりも、私はもう個人的にミャンマーに結婚相手を探しに行ってますから、ミャンマーの富豪と結婚したいです(笑)。ミャンマーの男性は真面目で、お姫様のように女性を扱ってくれて、何でもやってくれてすごく優しいんですよ。

――この2ヵ月で運命の出会いは…?

緑川:全くありません(泣)! まずはお金持ちと知り合うために、向こうで売れたいです。テレビに出させてもらうようになって、最終的には(ミャンマー出身の歌手で俳優の)森崎ウィンと付き合うのを最終目標とさせてください。森崎さんはミャンマーで看板番組を持たれてるので、結婚できなくてもいいんで、付き合うというのが野望です。

――そもそも、移住を決断したきっかけは?

緑川:ミャンマーって聞いただけでオモロそう!って思ったので、ノリと勢いですぐに決めました。女芸人として今後のことを考えたら、面白いでっかい肩書きが欲しいなって思って、ミャンマー語をしゃべれたらオモロイなとか、ミャンマーあるあるとかも話せたらオモロイなって思ってます。

――この2ヵ月で見つけた“ミャンマーあるある”は?

緑川:「普通にお坊さんが町を歩いてる」「お坊さんを触ったら逮捕される」「お坊さんをいじったら逮捕される」「バスにお坊さん専用の席がある」とか「 停電しょっちゅうある」とか、色んなネタを溜めてます。ミャンマーは仏教の国なので、お坊さんあるあるが多いですね。

――すごいですね(笑)

緑川:ミャンマーの生活のしょうもない事を、ツイッターやフェイスブックにアップしています。ミャンマーは可愛い雑貨屋とかもあるので、買い物の様子とかも載せてるので見てください。

※緑川まり公式ツイッター
※緑川まり公式インスタグラム
《小宮山あきの》
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