Apple Watchの音楽再生がさらに快適に!最新「watchOS 4.1」体験レポート 2ページ目 | RBB TODAY
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Apple Watchの音楽再生がさらに快適に!最新「watchOS 4.1」体験レポート

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Apple Music、Siri、モバイルデータ通信機能との連携がさらに強化されたwatchOS 4.1とApple Watch Series 3のコンビによる実力を検証した
  • Apple Music、Siri、モバイルデータ通信機能との連携がさらに強化されたwatchOS 4.1とApple Watch Series 3のコンビによる実力を検証した
  • ウォッチ単体でもLTEの高速通信が可能になったApple Watch Series 3の「Cellular+GPSモデル」
  • watchOS 4からミュージックアプリがグラフィカルになって直感的な操作ができる
  • Apple Watchに転送したライブラリの検索もかんたん
  • iPhoneで再生中のApple Musicの曲はApple Watchからラブできる
  • watchOS 4.1から追加されたミュージックアプリとSiriの連携機能。Hey Siriにも対応している
  • こちらも新しく追加された「Radio」アプリ。Beats 1やおすすめのステーションにApple Watchから直接アクセスして聴ける
  • Siriで「斉藤和義の曲が聴きたい」といった感じにリクエストすれば、ミュージック/Radioから再生してくれる
■Apple WatchでSiriによる音楽検索が可能になった

 watchOS 4.1からApple WatchのHey Siri(=Siri)で聴きたい楽曲をApple Musicのアーカイブから検索して再生できるようになった。これは実際に使ってみて非常に便利だと感じた。たとえば「斉藤和義の曲をかけて」「テンションがあがるJ-Popをかけて」「ジョギングに最適な曲をかけて」「4分の曲を再生して」といった具合に、自由勝手にApple Watchにリクエストするだけで、ぴったりのアーティストや雰囲気に合ったプレイリスト、楽曲を見つけてくれる。

watchOS 4.1から追加されたミュージックアプリとSiriの連携機能。Hey Siriにも対応している
watchOS 4.1から追加されたミュージックアプリとSiriの連携機能。Hey Siriにも対応している


Siriで「斉藤和義の曲が聴きたい」といった感じにリクエストすれば、ミュージック/Radioから再生してくれる
Siriで「斉藤和義の曲が聴きたい」といった感じにリクエストすれば、ミュージック/Radioから再生してくれる


 watchOS 4.1に更新するとApple Watchに「Radio」アプリが追加される。内容はちょうどApple MusicのRadioメニューをアプリとして切り出したような感じだ。Apple Musicのサブスクリプションサービスを利用していれば広告なしでラジオ聴取が楽しめる。Apple Watch Series 3ならジョギング中、ジムでのワークアウトのときなどにBeats 1をはじめ、様々なラジオステーションもウォッチだけでストリーミングできるのがうれしい。いままで出会わなかった、自分の好みにマッチする曲やアーティストとの出会いもますます広がるだろう。

こちらも新しく追加された「Radio」アプリ。Beats 1やおすすめのステーションにApple Watchから直接アクセスして聴ける
こちらも新しく追加された「Radio」アプリ。Beats 1やおすすめのステーションにApple Watchから直接アクセスして聴ける


 Siriで音楽を検索するとミュージックとRadioアプリの両方を探して、マッチしたものを見つけてくる。Apple Watchにチェックアウトしていなかった楽曲をRadioで聴いて、これは繰り返し聴きたいと思ったタイトルがあれば、Apple Watchの画面で「+」アイコンをタップするとiCloudのミュージックライブラリに追加され、iPhoneやiTunesなどユーザーが共有しているすべてのデバイスで聴くことができる。

おすすめのラジオステーションも完備
おすすめのラジオステーションも完備


 同様にiPhoneのApple Musicで聴いている時に気に入った曲があれば、ライブラリに追加しておくとiCloudミュージックライブラリを通じてApple Watch Series 3ならいつでも好きな時にストリーミング再生が楽しめる。Apple Watchのライブラリにも追加した楽曲やアーティストが素速く反映される。充電器につないでWi-Fiで同期して…といったチェックアウトの手間を毎度かけなくてもよくなったというわけだ。

iPhoneで再生中のApple Musicの曲はApple Watchからラブできる
iPhoneで再生中のApple Musicの曲はApple Watchからラブできる


 ほかにもwatchOS 4.1では、コントロールセンターにWi-Fiのオン・オフ設定が加わった。これは品質があまり良くないFree Wi-Fiなどにつながってしまったときに、ネットワークコンテンツの体験が低下するよりも、モバイルデータ通信を優先的に選べるApple Watch Series 3で活きてくる機能だ。

■音楽再生にはAirPodsやBeatsのイヤホンがおすすめ

 Apple WatchのセルラーモデルとwatchOS 4.1のミュージックストリーミング機能があれば、お気に入りの曲をApple Watchにチェックアウトせずに近所へのちょっとしたお買い物、散歩やジョギングに出かけてしまっても大丈夫だ。その時々の気分に合わせて聴きたい曲をApple Watchだけで探して聴けるからだ。Apple Watchと組み合わせて気軽に音楽リスニングをたのしむなら、アップルの「AirPods」やBeats by Dr.Dreの「BeatsX」などのワイヤレスイヤホンが相性も良いのでおすすめだ。

Apple WatchとAirPodsはよき盟友
Apple WatchとAirPodsはよき盟友


 一度ペアリングを済ませておけば、次にイヤホンに電源を入れて装着した時に自動で接続設定が完了する。2台以上のイヤホンを切り替えながら使う時も、Apple WatchのBluetoothデバイスのリストに名前が残るので、イヤホンに電源を入れたあとでApple Watchから音楽再生をタップすると、画面にデバイスのリストがポップアップする。ここで再生先として使いたいイヤホンを選択すればペアリングが完了。音楽再生がはじまる。

AirPodsやBeatsのW1チップを内蔵するヘッドホン・イヤホンは、Apple Watchとのペアリングを記憶してくれるので、繰り返し使う時にとても便利。デバイスの切り替えも簡単にできる
Apple WatchとAirPodsはよき盟友


 watchOS 4.1の登場によって、ポータブルオーディオプレーヤーとしてApple Watch Series 3がまた一段と使いやすい魅力的なデバイスに成長した実感がある。いまのところSiriによる検索を含めてストリーミング再生がフル活用できる音楽サービスはApple Musicだけなので、今後SpotifyやAWAなど他社のサービスもApple Watch対応に向けて積極的に乗り出してもらいたいと思う。

※最新Apple WatchとiPhoneのペアリング方法
《山本 敦》
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