サイバーステーションは15日、サウンドファンが開発・販売する「障害者差別解消法」に対応した音のバリアフリースピーカー「ミライスピーカー」の取り扱いを開始したことを発表した。 通常のスピーカーではコーン紙が振動することで音を発するが、「ミライスピーカー」では特殊な湾曲面の振動板から音波を発生することで、小さな音量で聴きとれる「音のバリアフリー空間」を実現できるものとしている。 通常のスピーカーと比較して高齢者や難聴者でも音が聴きやすくなるため、病院や老人福祉施設をはじめ、銀行や行政サービス窓口などでの利用が想定されている。 同社では主に金融機関向けに展開しているデジタルサイネージ「デジサイン」と「ミライスピーカー」を組み合わせて、「音声バリアフリー・デジタルサイネージ」を展開していくとのこと。「ミライスピーカー」の価格はオープン価格。