遭難者の早期発見に期待! 緊急時にドローンを中継局として活用する実証実験が開始 | RBB TODAY
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遭難者の早期発見に期待! 緊急時にドローンを中継局として活用する実証実験が開始

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携帯・スマホ等を活用した遭難者の位置特定に関する調査検討会(実証試験)の概要。今回の実証実験は、総務省北海道総合通信局から「携帯・スマホ等を活用した遭難者の位置特定に関する調査検討の請負」事業を受託したソフトバンクの取り組みとなる(画像は総務省Webサイトより)
  • 携帯・スマホ等を活用した遭難者の位置特定に関する調査検討会(実証試験)の概要。今回の実証実験は、総務省北海道総合通信局から「携帯・スマホ等を活用した遭難者の位置特定に関する調査検討の請負」事業を受託したソフトバンクの取り組みとなる(画像は総務省Webサイトより)
 ソフトバンクは6日、国内初となるドローン無線中継システムを使用した屋外での実証実験を、12月中旬から北海道虻田郡倶知安町で実施することを発表した。

 実証実験は冬季の山岳やスキー場などの遭難者救助を目的としており、遭難者の携帯電話・スマートフォンの電波を中継局機能を備えたドローンが受信することで遭難場所を特定するというのもの。これにより、既存の携帯電話網の圏外エリアにおいても迅速な遭難者の発見を可能にするシステムとして期待がかかる。

 また、今回の実証実験では、ドローン無線中継システムの通信品質とサービスエリアの広さなどの評価も予定されており、遭難者の発見・救助だけでなく、防災の観点からも注目したい取り組みといえるだろう。

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《防犯システム取材班/小池明》
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