そうした中でNECは、東京国際フォーラムで開催したプライベート展示会「C&Cユーザーフォーラム&i EXPO 2016」において、顔認証の活用提案の1つとして、商業施設などでの待ち時間・滞在時間計測に用いることを想定した顔認証技術のデモ展示を行った。
このデモ展示では、「C&Cユーザーフォーラム&i EXPO 2016」の会場内動線に複数の監視カメラを設置し、同技術を展示するブースに立ち寄るまでにかかった時間やその都度撮影された顔画像を表示。自分の行動を逐一監視されているような怖さもいささか感じたが、技術としては確かにスゴい。
一般的に顔認証といえば、あらかじめ登録した顔画像を元にカメラが撮影した映像の中から照合するといったものを連想するが、今回展示された技術では、事前登録不要で、複数のカメラで撮影した映像の中から任意の顔を抽出し、リアルタイムでの表示を行っていた。
実際に筆者も、同ブースに立ち寄ると自分の顔をとらえた監視カメラの切り出し画像が表示されており、各ポイントで撮影された画像を確認させてもらうと確かに筆者の姿が映っていた。

そして何より驚かされたのは、それなりの混雑具合だったにもかかわらず、入口でさり気なく撮影された筆者の顔画像を元に他のカメラがとらえた映像でも同一人物と判定していた点。しきい値の設定などで、判定精度は変わってくることも考えられるが、被写体ブレした顔映像も検出されているなど、確かな検出精度であることをうかがわせる。







