海外では当たり前!?爆破テロ対策となりうる防爆ゴミ箱 | RBB TODAY

海外では当たり前!?爆破テロ対策となりうる防爆ゴミ箱

 2019年のラグビーワールドカップ、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、外国人観光客への「おもてなし」の準備が進んでいるが、大会ホスト国として、万全の態勢を整えたいのがテロ対策だ。

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海外における設置事例。直接ゴミ箱に爆発物されるといったケースから、非常にこのゴミ箱で爆発させるといった活用が可能だ(画像提供:シー・ティ・マシン)
  • 海外における設置事例。直接ゴミ箱に爆発物されるといったケースから、非常にこのゴミ箱で爆発させるといった活用が可能だ(画像提供:シー・ティ・マシン)
  • 「BCR X10」の構造図。ゴミの回収時などを想定して、出し入れできる移動式プラチックライナーが備えられている(画像提供:シー・ティ・マシン)
  • 「BCR X10」を使った爆破実験の様子(画像提供:シー・ティ・マシン)
  • 海外の空港での設置事例。保安検査場の近くに設置することで手荷物から爆発物が発見された場合、このゴミ箱に爆発物を入れて、爆発物処理班などの専門家を待つといった運用が可能だ(画像提供:シー・ティ・マシン)
  • イスラエルのショッピングセンターの駐車場の入口に設置された防爆ゴミ箱(画像提供:シー・ティ・マシン)
  • 米・シカゴの町並みに溶け込む防爆ゴミ箱。テロ対策グッズながら威圧感が少ないルックスという点も特徴の1つだ(画像提供:シー・ティ・マシン)
  • 伊勢志摩サミットの開催に合わせて使用禁止となった駅のゴミ箱(撮影:防犯システム取材班)
 2019年のラグビーワールドカップ、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、外国人観光客への「おもてなし」の準備が進んでいるが、大会ホスト国として、万全の態勢を整えたいのがテロ対策だ。

 東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展 2016」の併催展「サイバーセキュリティワールド2016」では、シー・ティ・マシンが、テロ対策グッズとして、イスラエル・Karil Internationals製の防爆ゴミ箱を展示していたので紹介していこう。

●爆破被害を最小限にとどめるゴミ箱

 一般的に「防爆仕様」というと、可燃性ガスなどが発生する現場で、爆発・火災を起こさないための対策を指すが、ここで言う「防爆」は、爆発物による被害を防ぐという意味の「防爆」となる。




 国際テロの現場では、監視の目が行き届きにくいゴミ箱に爆発物などが仕掛けられることも少なくなく、日本でも地下鉄サリン事件の発生後には、全国各地でゴミ箱が撤去されたり、使用禁止されるなどの対策が取られた。直近では、伊勢志摩サミットの開催に前後して、都内の鉄道駅のゴミ箱が使用禁止になるなどの措置が取られ、ゴミ箱の警戒はテロ対策の基本であることをうかがわせる。




 そんなゴミ箱に着目したテロ対策グッズが、防爆ゴミ箱「BCR X10」だ。もしも、このゴミ箱内で爆弾が爆発した場合、爆風や衝撃を上方に逃がして、被害を最小限に防ぐことができる。




 ちなみに爆発物による被害で怖いのは、爆風により飛ばされたものが凶器となりうる点にあり、先だって宇都宮で起きた連続爆発事件などでも爆発物にクギなどの金属片が混じっていたことが報道されている。このゴミ箱なら、TNT火薬換算で0.5kg相当の爆発に耐え、しっかりと爆風や飛散物をブロックする。

 ゴミ箱として考えると非常に高価(定価ベースで1つ100万円程度)だが、テロリストに狙われる可能性がある公共スペースで、爆発物が見つかり、避難が間に合いそうにない時など、このゴミ箱に爆発物を入れることで、被害を最小限に抑えながら爆発物処理班などの専門家を待つといった運用できるだろう。







 同製品の取り扱いを行うシー・ティ・マシンによると、販売以外にもリースやレンタルも前向きに検討中とのこと。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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