スマートフォン、タブレット端末から得られるメディアデータ(画像・音声等)を業務に利用するというもので、ブースでは3つのアプリケーション例についてデモンストレーションが行われた。
ひとつは住宅展示場での建材コーディネートをARで確認できるもので、アプリを立ち上げてドア部分を撮影、クラウドへアップロードすることで認識させることで金属製にした場合や木製にした場合などの見栄えの違いを確認することができる。
2つめはスーパーでの商品情報検索で、買い物する人が商品についてパッケージに書かれている以上の情報が知りたい際に、商品そのものを撮影、その画像をクラウドに上げることで商品情報と照合させてスマートフォンの表示させる。
3つめは音声による業務日報入力。スマートフォンに話しかけた結果がクラウド上で変換されて端末上に表示されるというもの。
これらはマイクやカメラ、その他スマートフォンのセンサーを活用して、新たなサービスを提供することに狙いがあり、2012年度の商用化に向けてテストマーケティングをおこなっているところだという。