相次ぐ訃報により、韓国芸能界には悲しみと動揺の声が広がっている。
女優のイ・ソイさん、そしてボーイズグループF.able(フェイブル)の元メンバー・ジェヒョンさんの訃報が相次いで伝えられた。

いずれも時間が経ってから公になっただけに、ファンはもちろん、彼らをよく知る関係者や知人たちの間にも大きな衝撃が走っている。
「え?何?なんて?」
まず、イ・ソイさんの訃報は、マネージャーが7月1日、本人のSNSを通じて明らかにしたものだった。「まばゆく、美しく、可愛く、優しかったオンニ(お姉さん)が、2025年6月20日に天国の星になりました。この知らせに驚き、心を痛めている方も多いと思いますが、お姉さんが穏やかで素敵な場所に行けるよう、お祈りをお願いいたします」と記されていた。
2014年にSBSドラマ『清潭洞スキャンダル』でデビューしたイ・ソイさんは、ドラマ・映画・舞台と幅広いジャンルで活動してきた。映画では『愛のタリオ』『尚衣院-サンイウォン-』『ザ・キング』『まだ、愛していますか?』『キリング・ロマンス』などに出演。舞台『グッド・ドクター』『変わった人たち』にも立ち、今年上半期に放送されたドラマ『離婚保険』が遺作となった。
マネージャーによれば、イ・ソイさんは女優業のかたわら花屋を経営していたという。しばらく休業していたが、今年9月の再オープンに向けて準備を進めていた矢先の別れだった。
彼女の突然の訃報に、共演者らも信じられない様子を見せた。俳優チェ・ドクムンは「え?何?なんて?どうして?」とSNSにコメントし、戸惑いと衝撃をにじませた。ファンたちもSNSに哀悼の言葉を寄せ、故人を悼んでいる。
また、マネージャーは2日、本サイト提携メディア『OSEN』の取材に対し、「彼女は澄んだ心の持ち主で、演技が大好きな人でした。小さな役にも感謝し、喜んでいた俳優でした」と、その人柄をしのんだ。
23歳の若さで…
そして、イ・ソイさんの訃報が報じられた翌日、ジェヒョンさんの訃報も明らかに。韓国メディア『MyDaily』によると、ジェヒョンさんは6月30日、白血病との闘病の末に亡くなったという。享年23。
報道によれば、ジェヒョンさんは一時回復の兆しを見せていたが、6月30日に急変し、そのまま帰らぬ人となった。闘病中であることを知らなかった関係者やファンたちは、突然の知らせに大きな衝撃を受け、SNSを通じて哀悼の意を表している。
2002年生まれのジェヒョンさんは、2020年に5人組ボーイズグループF.ableの末っ子メンバーとしてデビュー。『Burn it up』『Run Run Run』『Cloud 9』の3枚のシングルをリリースし、2023年には大阪でコンサートやファンミーティングも開催した。グループはその後、活動を終了している。

(記事提供=OSEN)