音楽グループ「コヨーテ(KOYOTE)」の女性ボーカリストであるシンジ(43)が、メンバーのキム・ジョンミンとペッカに婚約者を紹介したものの、賛否両論が続いている。
シンジの婚約者である歌手ムンウォン(36)に離婚歴があり、元妻が育てている娘がいることや、シンジについて詳しく知らなかったという点で懸念が噴出している一方で、すでに2人が深い関係であるという理由から見守ろうという応援の声も多い状況だ。
シンジとムンウォンの結婚は、ウェディング撮影のニュースが先に伝えられる形で明らかになった。
2人はシンジが担当するラジオ番組を通じて知り合い、恋人関係に発展し、来年の結婚を約束した。シンジは「今日、ウェディング撮影をした。シドニー公演からコヨーテのアルバム、国内ツアーなど忙しくなる予定なので、今しか時間がなくて先に撮影を進めた。私たちは幸せに過ごしていて、来年の結婚式については必ず私から直接お伝えする」と明かした。

「一度結婚したことがあり、娘がいる」
結婚の知らせとともに、ムンウォンとの愛を込めたデュエット曲『Salagadoola』を発売し、ラジオ番組にも共演するなど活動を続けているシンジとムンウォンだが、最近、シンジのYouTubeチャンネル「オットシンジ?」に公開された動画が話題となった。
この動画にはムンウォンが出演し、コヨーテのメンバーと顔合わせをする様子が収められていた。
その席でムンウォンは「ちょっと驚かれるかもしれませんが、今こうして恋人として、婚約者として多くの方に知られるようになった。ジソン(シンジの本名)がこんなに有名な人だとは知らなかった。ただ一人の女性としてしか見ていなかった。だからこそ、彼女にもっとよくしようと思ったし、真剣に生きようと思うようになった」と語った。

音楽業界で働き、コヨーテの全盛期を見ていたにもかかわらず、シンジが有名だと知らなかったという発言は疑問を呼んだ。
続けてムンウォンは、「実は一度結婚したことがある」とし、「愛する娘が一人いる。元妻が育てているが、互いに連絡を取り合い、娘のために一つひとつ気を遣おうと努力している。それを知ったうえで(シンジと)交際を始めた。最初は知らなかったけれど、関係が深くなるにつれて正直に話すべきだと思った」と告白した。
この話を聞いたペッカは言葉を失い、一時席を外す場面もあった。
ムンウォンの衝撃的な告白に、シンジは「あなたが好きだから。あなたを愛しているから受け入れられる」とし、「私たち以外の第三者からオッパ(兄さん、キム・ジョンミンのこと)やペッカが知ることになったら、寂しい思いをさせると思った」と語った。
特にシンジは「むしろ、この人の責任感がよく見えた。知らんふりをするのではなく、娘を守り世話をしようとする姿が素敵に見えた。私にもこんな姿を見せてくれるんだろうなと思った」と付け加えた。

動画公開後、多くの人々がムンウォンについてさらに知るようになり、それに伴い様々な反応が巻き起こった。
動画を見た一部のファンからは、顔合わせの場にふさわしくない服装や礼儀、元妻やシンジに対する呼び方、離婚歴と子どもの存在を隠していた点、コヨーテについてよく知らなかったという発言、初対面のキム・ジョンミンの話を遮るなどの無礼な態度が指摘された。
一方で、シンジも年齢的に成熟しており、人を見る目がある、長い時間をかけて関係を築いてきたのだから応援しながら見守ろうという擁護の声もあった。
キム・ジョンミンは「とにかく責任を果たすことが大事だと思う。シンジも知った上で選んだんだから、誰もとやかく言うべきではない。私は他に言うことはない。お互いが幸せならそれでいい。2人が愛しているならそれでいい。周りを気にせず、2人だけ見つめ合っていればいい」と語った。
ペッカも「2人が幸せで愛し合っているなら、口出しすることではない。むしろ今こうして一緒にいることに意味があると思う。こういう場がむしろいいと思う」と語った。

また、「ファンです。男性は本当によく見極めて判断してください。恋愛と結婚は違います。とにかく本人の判断を尊重し、祝福され良い道を歩んでほしいです」というコメントに、シンジは「ありがとう」と返し、この議論を認識している様子を見せた。
短い動画の中でもさまざまな議論が噴出するほど、世間の心配は大きくなっている。結婚前に幸運の神が助け舟を出したのか、それとも今の心配は杞憂に過ぎないのかは、今後を見守る必要がありそうだ。
(記事提供=OSEN)
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