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俳優ユ・アイン、薬物事件で有罪確定 最高裁で懲役1年・執行猶予2年の判決

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俳優ユ・アイン、薬物事件で有罪確定 最高裁で懲役1年・執行猶予2年の判決
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俳優ユ・アイン(本名オム・ホンシク、38)に対し、大法院(最高裁)が執行猶予付きの懲役刑を最終確定した。

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大法院第1部は本日(7月3日)午前、向精神薬を含む麻薬類管理法違反などの罪に問われたユ・アインに対し、懲役1年・執行猶予2年・罰金200万ウォン(約20万円)を言い渡した控訴審判決を、そのまま確定した。「検察の上告をすべて棄却し、被告人の公訴事実について一部有罪・一部無罪とした原審の判断を確定した」と明らかにしている。

ユ・アインは2020年9月から2022年3月にかけて、ソウル市内の病院で美容施術のための睡眠麻酔を装い、医療用プロポフォールなどを181回にわたり常習的に投与したとして起訴されていた。

当時の投薬量は、プロポフォール9635.7ml、ミダゾラム567mg、ケタミン11.5mg、レミマゾラム200mgにのぼるとされる。

また、2021年5月から2023年8月の間に、他人名義で2種類の睡眠薬を計44回にわたって不正に処方・購入した疑いが持たれているほか、2023年1月には知人らとアメリカで大麻を吸引して他人に喫煙を勧めた疑いもある。

2023年9月の一審では、ユ・アインに対して懲役1年・罰金200万ウォンを言い渡し、法廷で拘束。さらに、80時間の薬物リハビリ教育プログラム履修と、追徴金約154万ウォン(約15万円)の納付も命じていた。

その後、今年2月の二審では懲役1年・執行猶予2年に減刑され、拘束を解かれた。二審判決では罰金200万ウォン、追徴金154万8000ウォンに加え、80時間の社会奉仕活動、40時間の薬物治療講義の受講も命じられた。

当時、裁判所は「麻薬犯罪は摘発が難しく、再犯リスクも高い。幻覚性・中毒性により社会全体に与える害悪が大きい」とし、「麻薬類の管理体制の隙を突き、家族や知人の名義を無断で使用して犯行に及んだ点は悪質で、非難に値する」と指摘した。

ユ・アイン
(写真提供=OSEN)ユ・アイン

一方で、「長期にわたり不眠症や抑うつに悩まされ、睡眠困難の苦しみから犯行に及んだとみられる」「現在は薬物への依存もかなり克服しており、再犯の意思はないと述べている」と、量刑理由を説明していた。

◇ユ・アイン プロフィール

1986年10月6日生まれ。本名オム・ホンシク、韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名に。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演した。

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《スポーツソウル日本版》
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