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“脱・格安スマホ”を目指す楽天モバイル、「ガラホ」「大容量データプラン」「シェアプラン」を投入

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楽天モバイルは27日、2016-2017冬春 新商品・新サービス発表会を開催した
  • 楽天モバイルは27日、2016-2017冬春 新商品・新サービス発表会を開催した
  • 楽天 執行役員 副社長の平井康文氏
  • 全国にリアルタッチポイントを増やし続けている。10月27日現在で106店舗を展開、2017年内に150店舗以上を出店する
  • 楽天 執行役員 楽天モバイル事業の大尾嘉宏人氏
  • 楽天モバイルでは大容量データプラン「20GBプラン」と「30GBプラン」を提供開始する
  • データシェアサービスでは、それぞれの回線の前月繰り越し分をグループ内で消費できる
  • 楽天 楽天モバイル事業 チーフプロダクトオフィサーの黒住吉郎氏
  • 「AQUOS SH-M04」はIGZO搭載の防水防塵に対応したモデル。店頭販売予定価格は29,800円で、発売時期は12月中旬を予定している
 楽天モバイルは27日、2016-2017冬春 新商品・新サービス発表会を開催。シャープ製「AQUOS SH-M04」など3モデルをラインナップに追加するとともに、大容量のデータプラン、家族でも1人でも分け合えるデータシェアサービスなどの新サービスを発表した。

■しかるべき立ち位置を確保

 発表会の冒頭、楽天 執行役員 副社長の平井康文氏が登壇した。楽天モバイルの設立は2014年10月のことで、今月でちょうど丸2年が経った。平井氏はこれまでの取り組みを振り返るとともに、直近の利用動向調査を引き合いに「メインで利用している格安SIMサービスにおいて、シェアNo.1を獲得した」(MMD研究所調べ)ことなどを紹介。「MVNOの認知度が高まるなかで、楽天モバイルはしかるべき立ち位置を得つつある。サービスの進化が、シェアという形で現れてきた」と評価した。

 オンラインとオフラインの融合を目指し、全国にリアルタッチポイントを増やし続けている同社。今年1月には「100カ所以上で展開する」と宣言していたが、10月27日現在で106店舗を展開するまでになった。次の目標は「2017年内に150店舗以上」と定めている。なお店舗の運営形態は、その土地によってフレキシブルに変えていく。例えば、東京・下北沢にはイタリアン・ジェラート・アイスクリームのViTOとコラボした新店舗を出店するほか、地方にはスーツケースを利用した“ポップアップストア”などの出店も予定しているという。楽天モバイルならではのユニークな出店事例になりそうだ。

■大容量プラン×シェアプラン

 楽天 執行役員 楽天モバイル事業の大尾嘉宏人氏は、新サービスを紹介した。楽天モバイルの提供する大容量データプランは「20GBプラン」と「30GBプラン」。通話SIMなら20GBプランが月額4,750円、30GBプランが6,150円(すべて税込、以下同)。データSIM(SMSなし)なら20GBプランが月額4,050円、30GBプランが5,450円となっている。テザリングの利用に追加料金は必要なく、直近3日間のデータ通信量にも制限はもうけていない。申込受付は11月4日から、サービスの開始は2017年1月からを予定している。

 大容量データプランと併用したいのが、家族でも1人でもパケット容量を分け合えるデータシェアサービス。同一名義のSIMカード間や家族間に限らず、楽天モバイルの利用者であれば誰とでもシェアできる仕様になっている。シェアオプション料金は1回線あたり月額100円(キャンペーン期間中は無料)。最大5回線のグループを設定でき、それぞれの回線の前月繰り越し分をグループ内で使える。2016年内に受付を開始、2017年1月からサービスを開始する。
《近藤謙太郎》
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