デンソーは25日、車載用画像センサーにソニーセミコンダクタソリューションズ製センサーを搭載したことで、カメラの高性能化に伴う、夜間歩行者の認識性能の向上を可能とした。 車載用画像センサーは、道路上の白線や前方の物体を識別するもので、自動運転技術の核となる要素。デンソーは、新型の車載用画像センサーにソニー製品を採用し、耐熱性や耐振性などを向上させて車載を可能とした。 これにより画像処理もソニーの画像処理装置(ISP:Image Signal Processor)を活用することになり、ノイズリダクションとカメラ露出の設定を最適化することで、夜間歩行者の認識性能が向上している。 日本と欧州の自動車アセスメント「NCAP(New Car Assessment Program)」の安全性能評価基準では、自動ブレーキの衝突回避対象に夜間の歩行者を加えることが検討されている。今回開発された画像センサーは、それらの新基準への対応も可能としているとのこと。>>Amazonギフト券10,000円分が当たる!「ホームセキュリティアワード」投票受付中<<