キーの受け渡しをスマホで管理!民泊向け無人受渡しシステム | RBB TODAY
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キーの受け渡しをスマホで管理!民泊向け無人受渡しシステム

IT・デジタル セキュリティ
「KEY STATION」として使われているキーボックスは金融機関などでも採用されている強度の高いものを採用しているという(画像は公式Webサイトより)
  • 「KEY STATION」として使われているキーボックスは金融機関などでも採用されている強度の高いものを採用しているという(画像は公式Webサイトより)
  • 「KEY STATION」は24時間無人でカギの受け渡しをスムーズかつ安全に行うことができるサービス。民泊を中心とした鍵の受渡し需要に対応したもの(画像はプレスリリースより)
  • 鍵の管理者(宿泊施設)用の管理画面。受取時間や返却時間など鍵の状況を24時間把握できるほか、盗難対策として受取りパスワードの変更も可能(画像はプレスリリースより)
  • 外国人旅行者を想定して英語表記となっているゲスト専用のスマートフォンアプリ(画像は公式Webサイトより)
 KEY STATIONは8日、24時間無人で物理キーの受け渡しをスムーズかつ安全に行うことを目的としたサービス「KEY STATION」を提供開始したことを発表した。

 「KEY STATION」は主に民泊を中心とした物理キーの受渡し需要に対応したサービス。まず、鍵の管理者(宿泊施設)が、カフェや駅、青空駐車場などの空いたスペース等に設置されているKEY STATION(キーボックス)から選択し、キーの登録やパスワードの設定を行う。ちなみに公式Webサイトによれば、渋谷、大久保、原宿/表参道の3か所が「KEY STATION」の設置場所として紹介されている。

 そしてキーの利用者(旅行者)は、キーが設置されているKEY STATIONまで赴き、スマートフォン向けの専用アプリにて、受取りパスワードを入力すると、物理キーを取り出すことができるというのが基本的な仕組みだ。

 キーの管理者(宿泊施設)は、PCの管理画面で利用者がキーの受け取った時間や返却した時間を把握できるほか、必要に応じていつでも受取りパスワードを変更することができる。複数のキーを登録している場合も一元管理が可能だ。そのため、民泊施設のオーナーのカギの受け渡しに関する手間を削減し、同時にキー管理において安全な受け渡しを実現することができるという。

 キーの利用者に関しては専用アプリでキーボックスの場所、そこまでのアクセス方法、受取りパスワード、宿泊施設の場所やその行き方などを確認できる手軽さが魅力となる。

 同サービスでは、外国人旅行者の利用を想定しているため、専用アプリの言語は英語になっている(管理用ソフトは日本語対応)。

 今後は外国人旅行者向け保険サービスなど、さまざまなサービスを展開していく予定だという。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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