VRデバイス「HTC Vive」、国内で本格展開へ! 価格は税別99,800円
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■VRでエンターテイメントが変わる?
説明会の冒頭、HTC CORPORATIONのVR新技術部門担当VP レイモンド・パオ氏が登壇して、製品の概要やグローバル戦略について解説した。HTC ViveはWindows PCと連携して使用するVRシステム。希望小売価格は税別99,800円となっている。製品を構成するのはヘッドセットのほか、手に持って使用する棒状のコントローラ(2台)、プレイヤーの位置を追跡するベースステーション(2台)など。
パオ氏は、競合するVR製品を念頭に置きつつ、ヘッドセットが2160×1200ドットと非常に高解像度な点、コントローラが左右に2台あるため、さまざまなコンテンツの可能性が生まれる点、そしてベースステーションがユーザーの位置を1ミリ単位で正確に捉える点においてHTC Viveが優っていると強調した。
またパオ氏は「エンターテイメントが変わる。例えばゲームの世界では、従来のPCゲームとは全く違うロジックから生まれた、全く異なるストーリーのゲームが楽しめるようになる」と解説。アーティストのライブイベントで、あるいは映画でも活用できるとアピールした。エンタメ以外では小売業、観光業、建築業、不動産、スポーツ、そして医療や教育機関でも使ってもらえると紹介。今後の販売展開にも大きな期待を寄せた。
同社では、ユーザーがVR製品に期待している機能について、グローバルでアンケート調査を実施している。中国における実施結果では、男女ともにゲーム、映画についての期待感が高かったほか、男性では360度映像の生放送を、女性では教育への活用を求める声があったという。趣味嗜好は国によっても異なるため、HTCでは今後も継続して販売国における調査を継続していくという。