猛暑でも涼しい部屋に帰れる! スマホ連動のマルチリモコンを使ってみた | RBB TODAY

猛暑でも涼しい部屋に帰れる! スマホ連動のマルチリモコンを使ってみた

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【デジモノ課】スマホ連動のマルチリモコンがあれば、猛暑でも涼しい部屋に帰れる件
  • 【デジモノ課】スマホ連動のマルチリモコンがあれば、猛暑でも涼しい部屋に帰れる件
  • 左/アプリを開くとセットアップ画面に。指示に沿ってセッティングを進めていく。右/自宅のWi-Fiを入力して、「IRKit」に登録。その後、デバイス専用のパスワードを入力して設定完了
  • IRKitのデバイスに向けて赤外線リモコンのボタンを押せば、信号を読み取ってくれる
  • 信号を設定すると、アプリ画面に専用のボタンができる。今回は、テレビ、エアコン、照明のON/OFFボタンをつくった
  • IRKitは少し高めの位置に置き、登録したすべての家電に赤外線が届くようにしておく
真っ暗な部屋に帰宅。ひとり暮らしが寂しいと思う瞬間だ。帰宅する直前に自動的に電気が点いてくれたら、寂しさも薄れるような気がするんだけど......。

そんな妄想を叶えてくれるツールが、Wi-Fi機能のついたオープンソースの赤外線リモコンデバイス「IRKit」。これを使えば、リモコンで操作できる家電を、スマホで遠隔操作することが可能なのだ。

たとえば赤外線リモコンでオン・オフできる照明器具と組み合わせれば、家に帰る直前に電気を点けたり、これから暑くなる季節には、エアコンであらかじめ部屋の温度を下げておくことだってできる。「オープンソース」ということだけど、さて、プログラミングのまったくできない私にも使えるものなのか。設定からすべての操作を試してみた。

■開封後、たった3分でWi-Fiリモコンが完成

「IRKit」は、小さな筐体型のデバイスと、iOSやAndroidのアプリを組み合わせて使うキットだ。このデバイスはテレビやエアコンなどのリモコンに使われる赤外線信号を読み取り、記憶する。これがWi-Fiに接続され、いつでも、どこからでもスマホやタブレットを通じて家電を操作できる。

使い方は意外に簡単だった。まずはスマートフォンに専用のアプリをダウンロード。これが家中の電気機器を操作するリモコンの集成となる。アプリ起動後に表示される手順に沿ってセッティングしていけば、3分もあれば終わる。

続いて、リモコンの信号を「IRKit」に学習させる。写真のようにリモコンとスマホを「IRKit」の対面にセット。リモコンのボタンを押すと、「IRKit」が赤外線信号を受信してアプリに表示される。その信号に名前をつければ完了だ。

■涼しい部屋が出迎えてくれる

さっそくある日の仕事帰り、最寄駅に着いたところで家の灯りスイッチを「ON」。ついでにエアコンのドライもつけてみた。数分後、いざ家のドアを開けると、なんとも心地よい空間がそこに! ライトとエアコンがついているだけなのだが、帰ったときに明るく室温が整っているだけで、まるで誰かが待っていてくれたような気になれるのだ。

帰宅時以外に便利だったのは、夜寝る前。電気、エアコン、テレビなど、すべての操作がスマホでできるので、複数のリモコンを手元に置かなくていい。また、赤外線リモコンは障害物があると効かないけれど、IRKitならWi-FiにつながればOK。ほかの部屋にいながらリビングルームのオーディオ機器を操作したりもできる。さらにはON/OFFのようなシンプルな機能だけでなく、テレビの選局や音量、エアコンの温度調整など、赤外線リモコンのあらゆる機能を設定可能。あえて言うなら、温度や音量は現状のレベルを表示できないのが難点だが、これも慣れてしまえばあまり気にならない。

ちなみに、自分でプログラムコードを書ける人なら、もっとレベルの高い使い方ができるようだ。たとえば、部屋にあるすべての家電の電源を一括でOFFにしたり、位置情報を取得してスマホが家の近くに来たら自動でエアコンをつけたり、Facebookなどのソーシャルと連携して、友だちが観ているテレビ番組に自動でチャンネルを合わせたり......アイデア次第で、生活をもっと快適に演出できる。

このIRKitは、蔦屋家電などの一部取り扱い店舗のほか、AmazonやSWITCHSCIENCEなどのウエブストアで購入可能。また、開発者の大塚雅和さんは、現在温度計や人感センサーを搭載し、エアコン操作を自動でサポートしてくれる「Nature Remo」を準備中だという。こちらも夏の電気代の節約に一役買ってくれそうだ。


文:山口優希(ユーフォリアファクトリー)

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