強風を受けると、あえて折れる傘「ポッキー」の仕組みとは? | RBB TODAY

強風を受けると、あえて折れる傘「ポッキー」の仕組みとは?

 傘を差している時に強風にあおられると、傘を手放してしまったり、柄の部分だけを残して飛ばされるといったことが起こりうる。飛ばされた傘が人にぶつかる可能性もあるし、当たり所が悪ければ大けがにもつながるだけに十分に注意しなくてはいけない。

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安全で環境に優しい傘「ポッキー」。強風にあおられてもあえて折れることで破損を防ぎ、閉じて差し直すと元に戻る(画像はプレスリリースより)
  • 安全で環境に優しい傘「ポッキー」。強風にあおられてもあえて折れることで破損を防ぎ、閉じて差し直すと元に戻る(画像はプレスリリースより)
  • 親骨のジョイント部分の露先寄りにヒンジを設置し、強風を受けるとあえて反転する。露先は何度反転しても外れない(画像はプレスリリースより)
 傘を差している時に強風にあおられると、傘を手放してしまったり、柄の部分だけを残して飛ばされるといったことが起こりうる。飛ばされた傘が人にぶつかる可能性もあるし、当たり所が悪ければ大けがにもつながるだけに十分に注意しなくてはいけない。

 そうした問題を解決すべく開発されたのが、強風であおられた際にあえて折れることで破損を防ぎ、閉じて差し直すと元に戻る、長寿乃里が販売する安全で環境に優しい傘「ポッキー」だ。

 親骨のジョイント部分の露先(先端)側にヒンジ(蝶番)が取り付けられており、強風や突風を受けるとヒンジが意図的に反転し、破損を防ぐ。露先は抜けない構造になっており、一度傘を閉じてから差し直すことで元に戻すことができる。この構造は「風圧により損傷しない傘」として特許を取得しているという。

 なお、同製品は、安全面以外にも環境面への配慮もされていて、“壊れない傘”ということで傘のゴミ問題を軽減する狙いもあるという。

 日本の傘の年間販売量は約1億3,000万本で、約6割の8,000万本がビニール傘だといわれている。しかし、このうち約5,000万本が捨てられていると推定されており、分解が困難なことから全て埋め立て処分にされるそうだ。

 そうした環境への悪影響に加え、破損して放置された傘が排水溝等に詰まり、冠水や水害が拡大するといった懸念もあり、あまり世間に知られてはいないが社会問題となっている。

 同製品は破損しにくい構造を実現することで、傘のポイ捨て防止につながることが期待される。また、突風や強風にあおられて転倒する恐れがないため、高齢者や子どもでも安心して使用できる。

 長さは65cm、重量は410g。価格はオープン。オンラインショップ「ランキンランキン」にて15日から先行販売を開始し、その後は長寿の里の店舗等で順次発売を予定している。
《防犯システム取材班/鷹野弘》

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