スマホと連携して紛失物対策ができる「Chipolo」って何だ!? | RBB TODAY
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スマホと連携して紛失物対策ができる「Chipolo」って何だ!?

IT・デジタル セキュリティ
同社のブースでは、カギにChipoloを付けて、スマホからブザーを鳴らしたり、Chipoloを振ってスマホを鳴らすといったデモ展示が行われていた(撮影:防犯システム取材班)
  • 同社のブースでは、カギにChipoloを付けて、スマホからブザーを鳴らしたり、Chipoloを振ってスマホを鳴らすといったデモ展示が行われていた(撮影:防犯システム取材班)
  • カラーバリエーションは全9色。スロベニア生まれの製品ということもあり、ヨーロピアンテイスト溢れるスタイリッシュなデザインが特徴(撮影:防犯システム取材班)
  • アプリのメイン画面にはブザーを鳴らすためのボタンアイコン、カギとの距離表示、Chipolo周辺の温度などが表示されている(撮影:防犯システム取材班)
  • Chipoloを紛失してしまった場合には、スマホとChipoloが最後にやりとりした場所がログとして残るので、地図アプリと連動して位置情報を表示することができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 紛失物対策の他にも自撮り用のリモコンシャッターとしても使うことができる(撮影:防犯システム取材班)
 急いで出発したい時に限って「あれ、どこに置いたっけ?」と、鍵や財布、スマートフォンなどが紛れ込んでしまうことは、誰しも少なからず経験があるもの。

 そんな時、紛失物がスマホなら近くに家族や友達などがいれば、「ちょっと電話を鳴らしてもらっていい?」なんて頼めるが、音が鳴らないものを無くした場合には、そうもいかない。

 例えば、カギやポケットWi-Fi、財布などの場合、重要度が高いアイテムながら、音を鳴らすことができないので、探す場合には苦労する。もし、音を鳴らすことができれば捜索時間を大幅に短縮することができるのに。

 そうしたニーズに応えて開発されたのが、ブルーグリーングループが提供するBluetoothロケ-ター「Chipolo」(チポロ)。もともと、クラウドファンディングをもとにスロベニアで生まれた製品で、同社が日本総代理店をつとめているという。

 コイン程度のサイズ(直径35mm・厚さ5mm)のChipoloは、BLEタグを使ったロケ-ター端末。“なくしものをなくす”をコンセプトに、カギに取り付けたり、財布に入れておくことで、スマホアプリ経由でChipoloのブザーを鳴らし、音を頼りに紛失物を探し出すことができる。

 さらに音だけではなく、スマホとChipoloの距離をBluetoothを使って測定できるため、捜し物とスマホのおおよその距離も把握可能だ。逆にスマホを紛失した場合には、Chipoloを振ることで例えマナーモード中でもスマホの音を鳴らすことができるので、Chipoloを使ってスマホを探すといった使い方もできる。ほかにもChipoloをスマホのカメラのリモコンシャッターとしても使うことできるので、自撮りをよくする人なら重宝するだろう。

 さらにChipol自体に温度センサーが搭載されおり、アプリから温度のモニタリングができるので、離れて暮らす家族が熱中症にならないかを見守るグッズとしても応用できる。価格は同社のECサイトで3790円(税込)。そのほか、実店舗ではFrancfrancでも販売されているという。

 同社の日本市場開発担当の青柳正氏によれば、カラーバリエーションは全9色と豊富なこともあり、家族や友人などへの気の利いたプレゼントとしてニーズが高まっているそうだ。

 なお同製品は、13日まで東京ビッグサイトで開催されている「Japan IT Week 春 2016」内の「第6回 スマートフォン&モバイルEXPO 春」のブルーグリーングループのブースにてデモ展示が行われている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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