iPhoneで格安SIMを使う!知っておきたい基礎知識 3ページ目 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

iPhoneで格安SIMを使う!知っておきたい基礎知識

IT・デジタル スマートフォン
国内キャリアで発売されたiPhone 6sも、ようやくSIMロック解除が可能になった
  • 国内キャリアで発売されたiPhone 6sも、ようやくSIMロック解除が可能になった
  • ドコモではオンラインのほか、ショップの窓口、電話で解除の申込みを受け付けている
  • auもショップ店頭に電話、オンラインから対応する
  • ソフトバンクは店頭とオンラインで対応。サイトにはSIMロック解除が可能な取り扱い機種のリストが公開されている
■SIMロックを解除できるiPhoneの機種

 3大キャリアがSIMロックの解除に応じているiOSデバイスには、iPhone 6s/6s Plusのほかに次の機種がある。

・iPhone 6s/iPhone 6s Plus/iPhone SE
・iPad Pro(12.9インチ/9.7インチ)/iPad mini 4

 この中でiPhone SEとiPad Proの2機種はまだ発売から6ヶ月が経っていないため、SIMロックの解除はすぐにはできないので注意しよう。

 SIMロックが解除できる条件としては、各社とも繰り返し述べている「購入日から6ヶ月が経過している端末」であることのほかに、利用者本人の端末であることや、「ネットワーク利用制限」がかけられていないこと、故障していないこと、解除する端末がキャリアから購入されたものであること、利用料金を滞納中ではないことなどベーシックな約束事が含められている。

 手続きの方法については3大キャリアともに、キャリアショップ店頭での窓口受付けのほか、ロックを解除したいスマホ、あるいはパソコンを使ってオンラインで申し込むこともできる。ドコモとauは電話での申し込みも受け付けている。

 SIMロック解除にかかる費用は店頭窓口(ドコモの場合は電話も)の場合は各社ともに3,000円(税別)、オンライン申込みの場合は無料になる。

■解除を受付けている期間

 3キャリアともに「購入日から6ヵ月が経過」すれば任意のタイミングで解除手続きが行える。ドコモの場合はさらに、2015年5月よりも以前から一部機種を対象にSIMロック解除のサービスを提供してきたキャリアなので、ユーザーが使用中の回線でSIMロック解除の実績があり、かつ前回のSIMロック解除受付から6か月以上が経過している場合に限り、端末購入日から6か月が経っていなくてもSIMロック解除の手続きを行うことができるところが他社との違いだ。同条件に当てはまれば、発売されたばかりの「iPhone SE」「iPad Pro 9.7インチ」もSIMロック解除がすぐにできる可能性もある。

 キャリアの通信サービスを解約した後でも、SIMロックが解除できる場合があることも知っておきたい。ドコモとソフトバンクは「解約日から3か月以内」、auは無期限で契約終了後の端末のロック解除を受け付けている。3キャリアとも、解約にかかる料金は3,000円(税別)で窓口での対応を基本としているが、ソフトバンクの場合は契約を終了したユーザーに対して、オンラインの「My SoftBank」で利用明細が確認できるサービスを約1ヶ月ほど開放しているので、この期間内であればPCを使って無料でSIMロック解除が行える。
《山本 敦》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top