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「2年縛り」撤廃は歓迎? ソフトバンクがいち早く新プランを正式発表

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ソフトバンクの新しい2年契約プラン
  • ソフトバンクの新しい2年契約プラン
  • ドコモによる契約期間延長の発表
 携帯電話・スマホの契約で、もっともユーザーの不満が高いとされる「2年縛り」。2年間契約を結ぶことで、利用料金が割り引かれるが、その間、機種変更やプラン変更に制限があったり、キャリア変更した場合の違約金が高かったりするためだ。

 2年めのタイミングでキャリア変更しようとしても、つい忘れてしまうことも多い。また、基本プラン以外のサービスなど契約期間が「24か月」「25か月」が混在している場合もあり、とにかく理解しにくく使いにくい条件であることは間違いない。

 総務省は昨年より、通信各社に対して、SIMロック解除や利用料金の引き下げなどを要請しているが、その流れで、「2年縛り」の撤廃を要請。これを受け、大手キャリア3社のドコモ、KDDI、ソフトバンクも見直しを開始。その後、具体的な発表はなかったが、ドコモが今年3月7日に、2年定期契約等の解約金がかからない期間を従来の1か月から2か月に延長することを発表。あわせて、「2年縛り」撤廃の方針を固めたという報道があり、具体的な発表が待たれている状況だった。

 そんななか本日16日、ソフトバンクがいち早く正式発表を実施。3年目以降、契約解除料のかからない新料金プランを提供することを発表した。あわせて現行料金プランの契約更新期間も延長する。

 新プランは6月1日より提供を開始。「スマ放題」「スマ放題ライト」の基本プランについて、新しい2年契約プランで加入すると、加入から3年目(25カ月目)以降、いつ解約しても契約解除料(9,500円)がかからなくなる。新しい2年契約プランの月額料金は、スマ放題の通話し放題プランで月額3,000円、スマ放題ライトの通話し放題ライトプランで2,000円となる。

 現行料金プランの契約更新期間については、ドコモ同様に、SoftBank、Y!mobileで現在提供中の2年間を契約期間とする料金プランについて、契約解除料がかからない契約更新期間を1カ月間から2カ月間に延長する。3月末以降に契約期間が満了となるユーザーが対象。
《冨岡晶》
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