【木暮祐一のモバイルウォッチ】第88回 料金値下げ問題への回答!? ソフトバンクがプリペイドで「iPhone」を発売した意図とは | RBB TODAY

【木暮祐一のモバイルウォッチ】第88回 料金値下げ問題への回答!? ソフトバンクがプリペイドで「iPhone」を発売した意図とは

 ソフトバンクは17日、プリペイドサービス「シンプルスタイル」のラインナップに「iPhone 5」を追加し、オンラインショップでの販売を開始した。

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2012年に発売されたiPhone 5 (C)Getty Images
  • 2012年に発売されたiPhone 5 (C)Getty Images
  • 2012年に発売されたiPhone 5 (C)Getty Images
  • 木暮祐一氏。青森公立大学 准教授/博士(工学)、モバイル研究家として活躍し、モバイル学会の副会長も務める。1000台を超える携帯コレクションを保有
 ソフトバンクは17日、プリペイドサービス「シンプルスタイル」のラインナップに「iPhone 5」を追加し、オンラインショップでの販売を開始した。端末は「整備済製品」とされ、販売価格は29,800円(税別)で、かつ10,000円のチャージが含まれている。なお、販売は新規契約とMNPでのみ。iPhoneがプリペイドで発売されたということで、主要ニュースサイトがこの話題を一斉に報道するなど、大きな注目を集めている。

■“整備済製品”ってなに?

 今回、ソフトバンクオンラインショップにラインナップされた「シンプルスタイル iPhone 5」は16GBのみで、カラーは「ホワイト&シルバー」と「ブラック&スレート」の2色となっている。ソフトバンクでは今回発売するiPhone 5は「整備済製品」としている。

 iPhoneを破損させた場合などで、補償サービスなどを適用し、同型モデルの代替品に交換してもらったことのあるユーザーも少なくないと思う。じつは、一般的には、こうした交換用に用意されている端末が「整備済製品」である。外装はもちろん新品で、液晶保護フィルムも貼られた状態であるが、初期不良などで回収された端末が修理整備され、交換用に配備されていると聞く。

 今回、ソフトバンクが販売する「整備済製品」とはどういったものなのか、ソフトバンク広報部にたずねたところ、「これまで顧客に販売されずに残っていた新品在庫や、一度開封したなどの製品を、再度商品化したもの」と説明してくれた。

 オンラインショップWebページの説明によれば「Appleの厳しい品質水準を満たすため、厳格なプロセスで再整備を受けた製品」としているが、実際には新品と同等の扱いをしており、まず「1年間の特別保証」が付く。また、購入日から30日以内であれば、Apple Store直営店などで「AppleCare+ for iPhone」への加入が可能となっている。ただし、シンプルスタイル契約のため、あんしん保証パック(i)プラスには加入できない。

■しかし、なぜこのタイミングで?

 この「シンプルスタイル iPhone 5」は冒頭でも説明したとおり、とても分かりやすいシンプルな料金プランだ。端末価格29,800円(税別)の中に、すでに10,000円分のチャージが含まれている。基本使用料自体は「無料」で維持が可能。音声通話発信をする場合は、全国一律8.58円/6秒の通話料が減算されていく。また、パケット通信を利用する場合は、2日(200MB、900円)、7日(700MB、2,700円)、30日(3GB、4,980円)を選べ、これがチャージから減算される。
《木暮祐一》

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