天井設置型センサーによる介護施設向け見守りシステム……コニカミノルタが発表 | RBB TODAY

天井設置型センサーによる介護施設向け見守りシステム……コニカミノルタが発表

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コール発生時にはスマートフォンの画面で入居者の映像を確認できる。駆けつける前に状況を把握することができるので、より効率的な対応が可能になる(画像はプレスリリースより)
  • コール発生時にはスマートフォンの画面で入居者の映像を確認できる。駆けつける前に状況を把握することができるので、より効率的な対応が可能になる(画像はプレスリリースより)
  • 動体検知センサーと微体動検知センサーで高精度な検知が可能。画像抽出と行動判断を組み合わせた独自の検出アルゴリズムにより、誤報と失報を低減している(画像はプレスリリースより)
 コニカミノルタは7日、介護施設向けの「ケアサポートソリューション」を開発したことを発表した。非接触センサーを活用して、入居者の状態や行動を検知し、対応が必要な場合に介護スタッフのスマートフォンなどに知らせるシステムとなる。

 この「ケアサポートソリューション」は、天井設置型センサーを使った見守りシステム。近赤外線を利用した「動体検知センサー」で、起床や離床、転倒、転落を検知。そしてマイクロ波を利用した「微体動検知センサー」で呼吸の有無なども確認することができる。

 従来は、ナースコールシステムなどを利用して、入居者の要請に応じてスタッフが駆けつけたり、定期的に入居者の状況を確認するといった形が取られていたが、同ソリューションなら駆けつける必要がある適切なタイミングで、入居者のもとへと行ける。また、夜間などスタッフの人数が限られている状況での、業務負担の軽減が可能だ。

 徘徊の危険性がある入居者の場合、既存のセンサーマットを使った離床検知システムのだと、センサーマットをまたいでしまった場合の失報の可能性があったが、そうした事態も防ぐことができる。

 また、同ソリューションのセンサーには、カメラ機能を搭載しており、コール発生時にスマートフォンの画面で入居者の映像を確認することも可能。その映像をもとに事前に駆け付けの必要性を判断できるため、何人かのコールが重なった場合でも、緊急度の高い方から駆けつけるといった判断ができる。他のスタッフが対応中、対応済みなどの情報も一緒に表示されるので、重複対応を防ぐこともできる。

 さらに、スマートフォンにアプリケーションを追加することで、ケア記録の入力や情報共有といった機能を付加できるため、スタッフ間で情報をリアルタイムに共有化することで伝達の遅れや連絡ミスを防止でき、ケア記録の転記ミスなども解消。ケア実務だけでなく、記録作成などのデスクワークを含む介護業務全体の効率化が可能だ。

 天井設置型のセンサーは自然なデザインで入居者の生活を妨げることなく昼夜問わずに検知できるのも特徴の一つ。入居者のプライバシーにも配慮しており、映像確認が可能となるのは検知された時のみになっている。

 なお、同ソリューションは、東京ビッグサイトで9日まで開催されている「国際福祉機器展H.C.R.2015」に出展されている。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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