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ICカード&暗証番号認証付きスマートロックの数々……セキュリティや利便性向上で注目

エンタープライズ セキュリティ
ロックダイナミクスの「Bluetooth-ASCA」。「ドアからカギ穴を無くそう」というコンセプトで開発された製品となる(撮影:防犯システムNAVI取材班)
  • ロックダイナミクスの「Bluetooth-ASCA」。「ドアからカギ穴を無くそう」というコンセプトで開発された製品となる(撮影:防犯システムNAVI取材班)
  • 「Bluetooth-ASCA」の施錠・解錠操作をスマートフォンなどから行うための操作アプリ。画面はまだ開発中のものとなる(撮影:防犯システムNAVI取材班)
  • ユーエムイーの「LINKEY」を設置イメージ。シリンダー(カギ穴など)の上から被せる形で設置する。この他にドアの内側にロック機構を設置する(撮影:防犯システムNAVI取材班)
  • 「LINKEY」は、前面の認証端末のカバーを外すとシリンダーが出てくる。電池が切れた場合にはこのシリンダーに物理キーを差し込み操作できる(撮影:防犯システムNAVI取材班)
  • イッツコムの電子錠サービス「スマートロック」の認証端末。「イッツコム インテリジェント ホーム」と「イッツコム アパートメント」に含まれたサービスとなる(撮影:防犯システムNAVI取材班)
  • 本製品は認証前にランダムで4つのボタンが点灯し、それらを押してから暗証番号の入力となるため、特定のボタンに指紋が残り、暗証番号が類推されることを防ぐ(撮影:防犯システムNAVI取材班)
●カギ穴を排除してピッキング犯罪を抑止

 最初に紹介するのが、今秋発売が予定されているロックダイナミクスの「Bluetooth-ASCA(ブルートゥースアスカ)」。ピッキング犯罪による被害をなくすために「カギ穴」をなくそうというコンセプトのもとに開発された製品で、同社既存のカード認証式電子錠「ASCA」に、スマホアプリやスマートホームシステムと連動して、解錠や施錠ができる機能を追加した製品となる。

 できることとしては、ドアに近付くと解錠し、離れると施錠される「オートモード」、読み取り端末(リーダー)にタッチすると解錠し、離れれば施錠する「セミオートモード」、スマホアプリで施錠&解錠を行う「アプリモード」、専用でリモコンで操作を行う「Bluetoothリモコン」などになる。

 1回限りの利用が可能なワンタイムパスワードや、特定の時間だけ使える時限パスワードによるキーのシェア、解錠履歴を残すことなども可能。基本的には単3形乾電池4本で運用する仕様だが、常時電源で使用できる。

 設置工事は必要となるが、既存のシリンダーを取り外して設置する場合はドアに穴を空ける必要はない(シリンダーを残す場合は要穴空け)。破壊警報、オートロック機能を有し、火災報知器との連動といったこともできる。

 続いては、ユーエムイーの「LINKEY」。専用のICカードをかざして施錠・解錠を行うことを基本とした電子錠だが、本体に内蔵した無線モジュールを利用して、宅内のゲートウェイ経由で、スマートフォンやPCから解錠・施錠の操作を行える。また、クラウド上に「いつ開閉されたのか?」「どのカードで解錠されたのか?」と行ったログを保存する。

 暗証番号による認証に対するセキュリティ対策もされており、入力前にテンキー上にランダムで2か所が点灯し、特定のか所に指紋が残ることを回避していくれる。

 単3形乾電池4本を利用し、もし電源が切れた場合は非常用電源供給機能に9Vの乾電池を押しつければ使えるようになる。取り付け工事は必要になるが、基本的には既存のシリンダー(カギ穴など)の上から設置するので、ドアに穴を空ける必要がない。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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