ゲリラ豪雨情報を3Dアニメでリアルタイム配信、NICTがスマホアプリ公開
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多数のアンテナ素子を配列し、電子的にアンテナビーム方向を変えることができる「フェーズドアレイ気象レーダ」を、大阪大学吹田キャンパスに設置。このレーダは、ゲリラ豪雨が地上に達する10~15分前に上空に現れ成長する様子、集中豪雨をもたらす積乱雲の振る舞いなど、30秒間隔で詳細な3次元降雨分布を観測できる。
これにより、3次元降雨データをリアルタイムに観測処理し、データ配信を実施。アプリは、30秒ごとの3次元降雨分布をアニメーションで表示可能なほか、ユーザーの現在地上空に溜まっている雨量を2~3分以内に通知可能。データ処理は、大阪大学とJGN-X回線で接続されたNICTサイエンスクラウド上で行われ、エムティーアイの配信用サーバからAndroid端末のアプリに送られる。
アプリには、スマホで検出されるユーザーの現在地(もしくはユーザーが登録したMY地点)において10km×10km範囲内の上空に溜まる雨量がしきい値を超えたときにプッシュ通知が行われる。その後の上空の雨量変化、WebGLを用いた過去10分間の3次元アニメーション(20フレーム)を表示可能。