NTTドコモの『3秒クッキング』がカンヌで受賞 | RBB TODAY
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NTTドコモの『3秒クッキング』がカンヌで受賞

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3秒クッキング爆速エビフライ
  • 3秒クッキング爆速エビフライ
  • 3秒クッキング爆速餃子
 3秒でできるので忙しい朝などにもオススメです……。NTTドコモのウェブ動画『3秒クッキング』が、世界最大級の広告賞である、第62回カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルにおいて、「ゴールド」3つ、「シルバー」2つを受賞した。

 圧縮空気で空中に射出された食材が瞬時に調理される、料理番組ふうでありながら、ナンセンスな動画が『3秒クッキング』シリーズだ。

 「3秒クッキング爆速エビフライ」篇が2014年11月にYouTubeのドコモ公式チャンネルで公開され、再生回数が公開後1カ月も経たないうちに1000万を超えた。2015年2月に公開された続編の「3秒クッキング爆速餃子」篇も再生回数500万回を突破し、現在までに両作品で2000万回以上再生されている。受賞の概要は以下のとおり。

●ブランデッドコンテンツ&エンターテイメント部門
「エビフライ」篇と「餃子」篇のシリーズ:ゴールド
●フィルムクラフト部門
「エビフライ」篇:ゴールド
「餃子」篇:ゴールド
●フィルム部門
「エビフライ」篇:シルバー
「餃子」篇:シルバー

 「ブランデッドコンテンツ&エンターテインメント部門」は、ブランドのメッセージや世界観を、消費者にいかに新鮮な体感としてコミュニケーションしたかを評価する部門。「フィルムクラフト部門」は映像製作技術の質を評価する。演出、コピーライティングや編集技術、音楽や効果音などの用法が審査される。そして「フィルム部門」は、同国際広告祭第1回から続く部門で、対象はテレビCMなど映像全般。各国から多くの作品が集まる花形部門だ。映像とアイデアでクリエイティブを競う。2015年の受賞作品は6月28日に発表された。

 「エビフライ」篇では、「2つの周波数帯域がLTE専用」というフルLTEの特徴を表現した。2つのレーンからエビが飛び出す調理装置はこの撮影のために開発・製作された。エビが飛び出すスピードと、小麦粉など素材がふき出すタイミングは、計算と検証によりプログラミングされた。調理風景はCGを使用せず実写で撮影された。

 「餃子」篇では、「2つの周波数帯域を1つに束ねて、通信速度を向上させる」ということを表現するため、2つの発射口から射出される具材が混ざり合いながら調理される装置を開発した。

「餃子」篇

「餃子」篇メイキング

「フライ」篇
※本調理法は危険ですので、絶対にマネしないでください。
《高木啓》
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