セコム、ドローンを利用した新しい監視サービスを提供……国際ドローン展 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

セコム、ドローンを利用した新しい監視サービスを提供……国際ドローン展

IT・デジタル スマートフォン
セコムの小型監視飛行ロボット。4発のドローンを採用している
  • セコムの小型監視飛行ロボット。4発のドローンを採用している
  • 本体には、敷地全体をカバーするレーザーセンサーを搭載している
  • 飛行中の小型監視飛行ロボット。不審者や不審車両を追尾
  • 飛行ロボットからみた不審車両の映像。しっかりナンバープレートも見える
  • 一定の距離を保ちながら、不審者を撮影し、コントロールセンターにリアルタイムで送信
  • ドローンからの画像をコントロールセンターで受信。センター側から、緊急発進拠点に通報
  • 緊急発進拠点にセコムの緊急対処員が急行する
 セコムは幕張メッセで開催された「第1回 国際ドローン展」にて、オンライン・セキュリティシステムに小型飛行監視ロボットを導入した新たな監視サービスを出展した。

 この飛行監視ロボットには、画像認識、センシング、位置情報解析といった、数多くの最新テクノロジーが駆使されている。監視対象となる敷地全体をカバーするレーザーセンサーと、高精度な3Dマップ、GPSと融合した独自の空間情報処理技術によって、たとえ対象物が移動していても常に最適なルートを割り出し、広大な敷地内に素早く急行できる。飛行監視ロボットは、不審車両や不審者を確認すると、夜間でもLEDライトを使ってカラー撮影を開始。撮影した映像は、セコムのコントロールセンターにリアルタイムで送信される。

 コントロールセンターでは、送られてきた映像を解析し、不審車両のナンバーを特定することが可能。セコムのセンターからの要請で、現場に駆け付けた緊急対処員も情報を共有している。さらに飛行監視ロボットは不審車両や不審者に近づいて撮影を続ける。もし不審者が監視に気づいて逃走を図っても、飛行ロボットは一定の距離を保ちながら、その顔を確実に捕捉して、セコムのセンターに送信する。飛行ロボット自体は敷地外には出ないが、不審車両の方向を映像で捉えて戻り、警察に正確な情報を提供することができる。

 このように、飛行監視ロボットで迅速かつ正確に状況を正確にすることで、被害を最小限に留めながら、適切な対応が行えるようになる。また本サービスは、これらの最先端技術に加え、セコムのバックボーンであるコントロールセンターやデータセンター、緊急対処要員などのオペレーション体制によって支えられており、異常時はもちろんのこと、平常時でも24時間365日、空間全体を見守るサービスを提供する。
《井上猛雄》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top