災害時の応急復旧・強靭化無線システム……四日市のCATV局「CTY」が導入 | RBB TODAY

災害時の応急復旧・強靭化無線システム……四日市のCATV局「CTY」が導入

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CTYの本社は四日市市沿岸部に位置しており、津波・洪水想定時においてもケーブルネットワークと無線伝送の二重化を行うことで、情報提供が出来る体制を整えた(画像はプレスリリースより)
  • CTYの本社は四日市市沿岸部に位置しており、津波・洪水想定時においてもケーブルネットワークと無線伝送の二重化を行うことで、情報提供が出来る体制を整えた(画像はプレスリリースより)
  • 設置された「ワイヤレスリンク23G」(固定型)。写真左が送信局で、右が受信局となる。ケーブル回線が災害などで断線した場合に、無線での情報伝達が可能になる(画像はプレスリリースより)
 京セラコミュニケーションシステム(以下KCCS)は26日、同社のケーブルテレビ応急復旧・強靭化無線システム「ワイヤレスリンク23G」を、三重県四日市市のケーブルテレビ局CTYが事業継続計画強化を目的として導入したことを発表した。

 「ワイヤレスリンク23」は、23GHz帯の周波数を利用した小型・軽量のケーブルテレビ応急復旧・強靭化無線システム。総務省の「情報通信ネットワークの耐災害性強化のための研究開発」による委託を受けて実施した研究開発による成果でもあり、固定型または可搬型で既存伝送路を無線化することができる。

 導入したCTYは、四日市市内の沿岸部に位置しており、東日本大震災を契機に津波や洪水など災害対策の必要性を実感し、幹線伝送路の二重化などケーブルネットワークの強靭化に取り組んできた。今回の導入はその一環として無線のバックアップ回線を整備した形だ。

 本社にあるヘッドエンドからサブセンターまでの幹線ケーブルが断線した場合でも、同システムで無線のバックアップ回線が確保でき、被災時でも地域住民への情報提供ができるようになる。

 離島への海底ケーブル、橋梁部分や山間部などに敷設されたケーブルが多重化されていない場合、被災時の復旧に時間がかかることが想定されており、KCCSは今後もケーブルテレビ事業や地方自治体向けなどに無線技術の提供を行っていく予定だ。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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