キヤノンは、ネットワークカメラの新製品を5月下旬より順次発売する。モデルは360°旋回機能を搭載した屋外向けモデルや、0ルクスの暗闇でも撮影可能な赤外照明搭載モデル、風雨や寒暖の差がある環境下でも使用できる屋外向けドーム型カメラなど9機種となる。 広域の屋外監視が可能な360°旋回型モデル「VB-R11VE/VB-R10VE」は、全天候型のドームカメラ。光学30倍ズームでAF機能を搭載している。VB-R10VEはインテリジェント検知機能、音声入出力など一部の機能が限定されたモデルとなる。7月発売予定、価格は620,000円/590,000円、屋内対応モデルの「VB-R11」は520,000円となる。 光源のない場所での撮影が可能な赤外照明搭載モデル「VB-M741LE」は、全天候型の広角ボックス型。到達距離30mの赤外線照明を搭載し、照度0ルクスの暗闇でも撮影が可能となっている。6月からの発売を予定しており、価格は230,000円。赤外照明を備えないモデル「VB-M740E」は180,000円となる。 ハードな環境下に対応する耐衝撃ドームカメラは屋外対応の「VB-M641VE/VB-M640VE」は、IK10バンダル準拠の耐衝撃性、IP66準拠の防塵防水性能を備える。「VB-M640VE」はインテリジェント検知機能、音声入出力など一部の機能が限定されたモデルとなる。価格は198,000円/178,000円屋内用の「VB-M641V/VB-M640V」は設置環境以外は共通仕様で、価格は158,000円/138,000円だ。