【MWC 2015 Vol.27】脆弱ネットワーク下でも着信可能!仏Orange提供の通話アプリ「Libon」 | RBB TODAY

【MWC 2015 Vol.27】脆弱ネットワーク下でも着信可能!仏Orange提供の通話アプリ「Libon」

ブロードバンド 回線・サービス

いつもの電話番号のまま、WiFi接続で通話できる
  • いつもの電話番号のまま、WiFi接続で通話できる
  • 「Libon」ブース
  • MobileFocus Globalのイベント会場
  • 「Libon」アプリの画面イメージ Reach Me機能
  • 「Libon」アプリの画面イメージ 
  • 「Libon」アプリの画面イメージ メニュー画面
  • 「Libon」アプリの画面イメージ チャット機能
 3月1日(現地時間)、Mobile World Congressの開幕前夜に例年行われているメディア向けのプレイベント「MobileFocus Global」が今年も開催された。会場は昨年同様バルセロナ市内にあるPalau de Congressos de Catalunyaで、50を超える出展企業が集まった。他の大きなプレスカンファレンスと時間帯が重なっていたためか、報道陣の入りは昨年よりも少し寂しいように感じたが、その分ひとつひとつのブースをじっくり見て回ることができ、各所で記者と出展者のとの熱心なやり取りがなされていた。

 同イベントに出展されていた「Libon」は、フランスの大手通信キャリア「Orange」が提供するスマートフォン向けの通話アプリ。iOSおよびAndroid双方に対応しており、同アプリユーザー間における無料通話や無料のチャット機能、通常よりお得な価格での国際電話等が主な機能で、昨年Facebookが巨額の費用で買収し話題になった「WhatsApp」や「Skype」といったアプリの競合にあたるという。

 今回、Libonが新たに発表したのが、“Reach Me"と呼ばれる機能。これは、3GやGSMといったセルラー回線が脆弱、もしくは無い環境に置かれた際に、Wi-Fiネットワークにさえつながっていれば着信を受けることができ、ハイクオリティな通話が可能になるというもの。ポイントは、電話を掛ける側は特になんの意識もせず、いつもの番号を呼び出しさえすれば良いということ。もちろんLibonをインストールしている必要もない。着信を受ける側のLibonユーザーが同機能をアクティブに設定しておくことで、モバイル回線が脆弱であってもWi-Fi回線を利用して着信を受けられる。

 たとえば、自宅やオフィスのセルラー回線が弱い場合にも着信を逃すことはないし、また、海外旅行者にとってみると、国際ローミングの着信費用を避けたい場合にも有効に使えそうなサービスといえる。Libonはワールドワイドで利用可能なアプリだが、今回の新機能についてはまだ利用可能なエリアが限られる。残念ながら日本も利用可能エリア外とのこと。また、現時点ではAndroid OSのみの対応となる。今後の対応エリア、OSの拡張に期待したいところだ。
《白石 雄太》

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