加藤電機、GPSを使わない見守りサービス「SANフラワー」を発表 | RBB TODAY

加藤電機、GPSを使わない見守りサービス「SANフラワー」を発表

ブロードバンド セキュリティ

「SAN フラワー見守りサービス」運用イメージ(画像はプレスリリースより)
  • 「SAN フラワー見守りサービス」運用イメージ(画像はプレスリリースより)
  • 製品発表で展示された「SANタグ」と「SANレーダー」《撮影:編集部》
  • 「SANアンテナ」は無線ルータ程度のサイズ感(約88×140×40mm)《撮影:編集部》
  • アライアンス企業のアキレスから製品化が進められている「SANタグ」収納ケースがついた靴《撮影:編集部》
 加藤電機は26日、4月27日より提供を開始する日本で初めてとなるGPS機能を用いない位置検索&見守りサービス「SANフラワー」の製品発表を行った。従来の基地局情報やGPS機能を使った位置情報検索では難しかった屋内での正確な位置表示を可能にしているのが特徴となる。

 本サービスは、15秒に1回電波を飛ばす「SANタグ」と、その電波を受信する「SANアンテナ」、そしてSANタグを探し出しだすための機器「SANレーダー」で構成されるシステムだ。

 運用イメージは、SANアンテナが受信したSANタグの位置情報を、ネットワークを介してクラウドサーバに送信。そしてクラウドサーバにユーザーがパソコンやスマホからアクセスすることでSANタグの位置情報を知ることができる。より具体的に探したい時には、SANレーダーを使い、ナビゲーションを元にSANタグの現在地を特定していく。

 高齢者や子どもの「見守り」から、大災害発生時に被災した場合のいち早い救出などに使われることを想定しているとのこと。個人で探すことももちろんできるが、「SAN見守り隊」という形で、SANレーダーを使って捜索対象のSANタグを見つけ出すボランティアも募集している。SAN見守り隊を活用することで、子供や高齢者が自宅から遠く離れた場所に行ってしまった時にも迅速かつ効率的な対応が可能になる。

 また、SANタグ自体は、約1.5ヶ月のバッテリー稼働時間なので頻繁な充電を必要としない。使用する電波は、920MHz帯の特定小電力無線で、住宅街なら電波は数百m飛び、見通し距離なら最大約4kmまで飛ぶ。ユーザーは、SANタグやSANレーダーを購入するだけで無料でサービスを受けられる形で、ビジネスモデルとしては、「SANサポーター」という、企業スポンサーを獲得していくことで収益化していく。サポーターとなる企業は、「SANフラワー」の見守りサービスWebサイトでの広告宣伝と、SANアンテナを設置することで、地域および社会貢献を継続的に行うことができる。

 なお、本サービスをより便利にしていくには、専用アンテナである「SANアンテナ」の普及を進める必要があるが、すでにアライアンス企業である、オートバックス、イエローハットの各店舗、そして加藤電機が展開するカーセキュリティの専門店「セキュリティラウンジ」など、全国約1,200箇所にアンテナが設置されることになるという。そして今後は、SANサポーターとなる企業・団体を募り、2020年までに11万本のアンテナ設置とエリア拡大をしていく計画とのこと。

 メーカー希望標準価格は、SANタグが12,800円(税別)、SANレーダーが40,000円(税別)を予定。SANサポーターは年間81,600円(税別)で始めることができる。
 
《防犯システム取材班/小菅篤》

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