肖像画がしゃべりだす?――NTTの「変幻灯」
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「変幻灯」は任意の画像に、その画像をベースに作った動画やCG効果(モーフィングやアニメーション、テクスチャ)の映像を重ねて投影し、その画像(静止画)が動き出したかのように見せる技術だ。原理はプロジェクションマッピングとほぼ同じだが、対象が平面であり昼間でも可能な点が異なる。一般的なプロジェクションマッピングは建物など凹凸のある立体に対して、その形状を利用しながらアニメーションや画像を投影するが、対象が大きいことや凹凸を消す必要もあるため、大出力の巨大な投影装置が必要で、しかも夜でないと効果がわかりにくい。
変幻灯は原理そのものはシンプルでプロジェクターも対象とする画像も選ばない。スナップ写真でも絵画でも取り込んだ画像をグラフィックソフトなどで加工、映像を作ればよい。ただし、投影する映像は、下地の絵が動いているように見せるため、特殊な処理が必要だ。ここがこの技術のポイントとなる。
会場では、肖像画の表情を笑わせたり、炎の写真が揺らぎだしたりするデモが行われていた。サイネージなどでの応用では、壁に掲示したポスターがしゃべって内容の説明をしたり、案内をさせることが考えられるという。

    




        
        
        
        
        
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          