ソニー、音楽でジョギングをサポートするウェアラブル端末「Smart B-Trainer」を3月に発売 2ページ目 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ソニー、音楽でジョギングをサポートするウェアラブル端末「Smart B-Trainer」を3月に発売

IT・デジタル スマートフォン
ソニーのセンシング技術と音楽プレーヤーのノウハウを活かした「Smart B-Trainer」
  • ソニーのセンシング技術と音楽プレーヤーのノウハウを活かした「Smart B-Trainer」
  • 本体はネックバンドタイプのオーディオプレーヤーの形になっている
  • イヤホン部分はカナル型。心地良いフィット感を実現した
  • カラーバリエーションは全4色
  • 専用のクレードルでデータの転送や充電を行う
  • 右側のイヤホン部分本体に心拍センサーを搭載する
  • 側面には操作ボタンを配置
  • 「Smart B-Trainer for Running」アプリ
■ユーザーがランニングを続けるためのアイテムとして開発

 トレーニングプランはユーザーが目的やレベルにあった内容をアプリを使って簡単に設定できるベーシックメニューのほか、プレミアムメニューではプロのランニングトレーナーが設計したコーチングプランも用意する。

 ランニングなどのトレーニングは、ナイキのランニングアドバイザーである金哲彦氏が監修したプレミアムトレーニングメニューを用意。金氏の音声コーチングを聴きながら、パーソナルコーチングを受けている感覚で楽しめる。今後はアシックスの知見を活かした「MY ASICS」アプリとの連携も展開していく予定だ。

 トレーニング後には本体からスマホのアプリに転送されたログから、トレーニングの内容をグラフで表示して成果がチェックできる。本体バッテリーの持続時間はトレーニングメニュー作動時、GPSとBluetooth機能をオンにした際には約3時間。音楽再生のみならGPSとBluetoothをオンにして約3.5時間になる。

 Androidアプリはスマホに入れれば単体でランニングのログを記録することもできるが、「Smart B-Trainer」と組み合わせれば、心拍トレーニングと連動した音楽再生やリアルタイム音声フィードバック、ランニング中のボイスメモ記録などができるようになる。

 音楽再生プレーヤーは“ウォークマン”Wシリーズなどの開発によって蓄積された高音質化のノウハウを投入。ネックバンド型なので、ランニング中も快適な装着感が得られる。これまでのイヤホン製品の開発等で取得してきた耳型サンプルのデータも活用しているため、イヤホン部分の装着感が高いことも特徴だ。

 ソニーの独自調査によれば、国内では週一回以上ランニングをしているという人口が600万人に達しているという。ランニング歴については「始めてから半年から一年未満のユーザー」が合わせて2割に上るそうだ。ランニングを趣味として楽しむ愛好家向けの商品も充実しはじめているが、スマートフォンやポータブル音楽プレーヤーなどを使って、走りながら音楽を聴いている人も増えていることから、最近では特に音楽再生用のアクセサリー機器が注目を集めている。

 ランニングをする目的については、「健康維持」「体力促進」「ダイエット」の3つが多く、「気分転換」や「自己の目標達成」という回答がこれに続く。一方では、「なかなかランニングが続かない。継続できるようになりたい」という声も多く、ランニングを続けるためのトレーニング方法を知ることができて、ソニーの最先端のセンシング技術やソフトウェア、オーディオ技術を合わせてトレーニングに新しい価値を提供することを目的に「Smart B-Trainer」が開発されたと、同社の担当者は説明する。
《山本 敦》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top