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【新連載・オトナのガジェット研究所】iPadを徹底活用「特選!ビジネスシーンで使えるワイヤレスキーボード」

IT・デジタル スマートフォン
ロジクール「Type+/iK1051シリーズ」
  • ロジクール「Type+/iK1051シリーズ」
  • ノートPCと変わらないスムーズな感覚でキータイピングができる
  • iPadとキーボードの接点はマグネットで固定される
  • フラップがiPadを支えるのでしっかりと安定する
  • ルックスもスタイリッシュ。カメラが隠れないようデザインされている
  • ビューワースタイルにも変形
  • フラップ裏側のフレームにiPadをしっかりと固定する
  • ロジクール「Ultrathin/iK1061」
■ポメラのキーボードを採用したバッファローの折りたたみキーボード

 セパレート型の特徴的なキーボードとしてもう1つ紹介するモデルは、バッファローの“折りたたみキーボード”「BSKBB03シリーズ」(税抜10,700円)だ。こちらはキングジム製「ポメラ」のキーボードを採用したところが特徴で、本体を手のひらに乗せられるぐらいのサイズに小さく折りたたむことができる。

 収納時の幅と奥行きサイズは「B6」の判型よりも小さくなるので、バッグの中に入れても余分なスペースを取ることがない。キーボード入力モードに本体を展開すると、iPad本体を立てられるスタンドが出てきて、iPadだけでなくiPhoneなどのスマホやタブレットも立てかけて使うことができる。

 スタンドの角度は4段階に調節が可能。iPadを置いてみると見た目にはバランスが悪そうだが、実際は入力時もiPadの重心が後ろに傾いて倒れてしまうようなこともなく、安定したタイピングポジションをキープする。

<採点(3段階評価)>
デザイン:★★★
入力のしやすさ:★★
携帯性:★★

■本当にiPadはビジネス現場で主力になれるのか

 いくら文字が打ちやすくても、ビジネスに必要な最低限のアプリケーションが使えなければiPadをメインに切り替えることは難しい。ドキュメント作成や画像編集のアプリを、きちんと搭載できているだろうか。

 マイクロソフトは2014年秋に「Office for iPad」アプリを正式にリリースした。Word/Excel/PowerPointといったオフィスワークでお馴染みの定番アプリが揃っていて、しかもマイクロソフトアカウントに登録があれば、一部の高度な機能を除く、基本的な新規ファイルの作成や、既存ファイルを読み込んでからの編集作業ができて、しかも無料で導入が可能だ。

 iPadで作成・編集したファイルを、職場のメインPCと同期しながら使いたいという方も実際には多いだろう。「Office for iPad」にはDropboxやOneDriveのクラウドストレージサービスとの連携機能が搭載されているので、サーバー上のファイルを上書きしながら常時最新の状態に保つことができる。

 外出先で撮影した写真データをiPadで編集してから送らなければならないこともある。画像編集アプリはアドビの「Photoshop Express」のiOS版が、トリミングや色調の調整などiPadの画面上で操作しながら簡易な画像編集が行える無料アプリとしておすすめだ。iPadの内蔵カメラで撮った写真だけでなく、デジタルカメラで撮った写真をiPadに取り込んで編集する場合は、アップル純正のLightning-SDカードカメラリーダーなどアクセサリーを別途用意すると活用の幅が広がる。

 最終的にiPadの本体に貯まってきたドキュメントや画像データなどは、外部ストレージにバックアップしておきたい。iTunes経由でノートPCのHDDや外付記憶媒体にバックアップしておく方法が王道だが、いろいろと手間も多く、次第にバックアップの作業がおざなりになりがちだ。

 筆者はそうした場合の対策として、イメーションから発売されている「LINK Power Drive」を使っている。Lightning端子を装備するiOS機器に接続して、データバックアップのストレージとして活用ができるだけでなく、動画や音楽などのドライブ内のコンテンツをストリーミングして楽しめる。USBケーブルも搭載しているので、iPadで作成した書類をノートPCに受け渡す時の媒介としても便利だ。

 そのうえ、3,000mAhの内蔵充電池はiOS機器を充電するためのポータブルバッテリーとしても活躍する。公式にはiOS 7.0以上のiPhoneとiPod touchに対応する製品だが、iPad/iPad miniでも使うことができる。今回は「iPad Air 2」でもデータの転送など正常に動作することが確認できた。手のひらサイズのコンパクトサイズと、112gの軽量設計なので、iPadと一緒に持ち歩くのにもそれほど苦にならないと思う。

 iPadはワイヤレスキーボードを活用することでビジネスツールとして十分にノートPCの代わりになり得ることがわかった。店頭の実機展示で、デザインやキータッチを確かめてから、ぴたりと来た一台でぜひiPadによる快適なビジネススタイルを見つけてほしい。
《山本 敦》
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