NTTぷらら、日本初となる4Kによる商用映像サービスをスタート! | RBB TODAY

NTTぷらら、日本初となる4Kによる商用映像サービスをスタート!

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日本放送協会(NHK)、TBSテレビ、テレビ東京、シャープ、東芝、ソニービジュアルプロダクツ、パナソニック、LG Electronics Japanが一堂に会した。
  • 日本放送協会(NHK)、TBSテレビ、テレビ東京、シャープ、東芝、ソニービジュアルプロダクツ、パナソニック、LG Electronics Japanが一堂に会した。
  • NTTぷらら 代表取締役社長 板東浩二氏
  • 「ひかりTV 4K」の主な概要。他社に先駆けて4K映像の商用VODサービスを10月27日よりスタートする
  • 映像配信方式は60fps(60p)による高品質な4K配信となるが、これは世界初となるものだ。圧縮方式については「H.265/HEVC」という新技術を採用
  • ひかりTV 4K VODの視聴には2つの方法がある。 ひかりTVチューナ内蔵4K対応テレビによる視聴、あるいは4K対応テレビにひかりTV 4kチューナなどを外部接続して視聴
  • 各社による専用4Kチューナ内蔵のテレビの展示。大手5社のテレビメーカーが出揃っていて壮観だった
  • シャープの「AQUOS UDシリーズ」は、すでに10月より専用4Kチューナ内蔵のテレビを発売している(一部は10月24日発売)
  • 東芝ライフスタイルの「REGZA Z10X/J10Xシリーズ」は、2015年春にソフトウェアアップデートにて対応する
 NTTぷららは3日、「ひかりTV」において4Kによる商用映像サービスを国内で初めて開始すると発表した。同サービスは27日よりスタートする。また、60fps(60p)の高品質な4K映像を商用VODサービスとして提供するのは、今回が世界初となるという。NTTぷららの板東浩二社長は「4月より4K映像のVODトライアルを進めてきたが、技術的な確認を行って商用化の目途がついたので、いよいよサービスとして開始するに至った」と意気込みを語った。

 現在、同社は97chのテレビのうちハイビジョン化率が全体の93%と業界で最大級を誇り、VODも3万本のうち約9,000本が見放題になっている。VODの再生回数は1月あたり2,500万回以上。「会員数は293万人(2014年9月末)に達しており、月に1.8万人のペースで新規加入者jが増えている状況だ」(板東氏)という。

 今回、他社に先駆けて開始する4K映像の商用VODサービスにより、同社のユーザーは衛星放送やCATVよりも早く本格的な4K映像が楽しめることになる。提供される4Kコンテンツは、サービス当初は映画やドラマ、ドキュメンタリーなど約110本だが、年末までに200本以上の提供を予定しているそうだ。

 板東氏は、目玉となるコンテンツの内容についても触れた。「ソニー・ピクチャーズからは“アメイジング・スパイダーマン 2”“ダ・ヴィンチ・コード”“ネイチャー”などを提供してただく。また強力なコンテンツとして、正月時代劇の“桜ほうさら”や、土曜ドラマ“55歳からのハローライフ”などNHKオンデマンドの全5作品を皮切りに、TBSの“美術館のある風景”(11月配信予定)や、テレビ東京の人気ドラマ“みんな! エスパーだよ!”(2015年春配信予定)なども独占配信する。このほか、ひかりTV 4Kの自主制作作品として、人気の高かった“24時間女優”や“陸上自衛隊 富士総合火災演習”など29本を提供する予定だ」。

 また映像配信方式は60fps(60p)による高品質な4K配信となるが、これは前述のように世界初となるもの。圧縮方式については「H.265/HEVC」という新技術を採用。画素数が従来の4倍であるため、映像がとても鮮明になり、フレーム数が2倍で動きの速い映像もスムーズに再生できるのがウリだ。

「現在H.264で圧縮して8Mで配信しているが、これを単純に計算すると4Kでは64Mとなる。商用配信の場合には、かなり映像データを圧縮しなければならない。そのため新しい技術を導入し、継続的にトライアルを実施してきた。H.265/HEVCを用いることにより、30M以下にデータ圧縮できた。またコンテンツも我々が独自に制作しているが、どういうものが4Kにふさわしいのか、いろいろと考えながら制作している。ユーザーに対しても、どうやって使ってもらうか、何か工夫が必要かもしれない」(板東氏)。

《井上猛雄》

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