日本電気(NEC)は20日、統合型システム「NEC Solution Platforms」について、データセンター内設置に特化し、クラウドサービスやビッグデータ分析などのサービス基盤として最適化された3製品を新たに発表した。 新製品は、レンタルサーバや物理ホスティングサービス用途となるホスティングサービス基盤「Cloud Platform for Dedicated Hosting」、ネットワーク経由で仮想サーバを提供するIaaS基盤に最適な「Cloud Platform for IaaS」、ビッグデータ分析サービス基盤「Data Platform for Hadoop」の3製品。 クラウドサービスを支えるデータセンター等向けに、クラウド事業者や企業・官公庁のプライベートクラウド基盤として提供する。「NEC神奈川データセンター」での運用ノウハウを取り込み、省電力・高集積サーバや、最先端冷却技術、先進OSSを活用したものとなっている。1ラックあたり700台のサーバが収容可能で、設置スペースを従来比75%、消費電力を従来機比75%削減した省電力・高集積サーバを採用した。 また、NEC中央研究所の先進技術である、電力を使わずに熱の移送を可能とする相変化冷却技術をラックの背面に搭載することで、データセンターにおけるラック当たりの空調消費電力を従来比30%削減した。 さらに、事前に設計・構築・検証済みの製品(サーバ、ストレージなどのハードウェアとOSなどのソフトウェア)と説明書や運用ガイドラインなどのドキュメントをまとめて提供することで、短期間での導入や、増設・拡張が可能とのこと。
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