『京都・文化遺産 アーカイブプロジェクト』が発足……17社寺・城が連携 | RBB TODAY
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『京都・文化遺産 アーカイブプロジェクト』が発足……17社寺・城が連携

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「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」サイト
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 大日本印刷(DNP)、毎日放送(MBS)、明日の京都 文化遺産プラットフォームは15日、世界遺産をはじめとする京都の有形・無形の文化遺産を毀損することなく保存し次代へ継承していくプロジェクト「京都・文化遺産アーカイブプロジェクト」を発足した。

 「明日の京都」は、古都京都の文化遺産を保存・継承するため文化遺産所有者、行政、市民、研究者、企業が協力して景観問題、防災問題、公開・保存の問題等に取組むネットワーク組織(2010年10月設立)。今回、京都の世界遺産「古都京都の文化財」を構成する17社寺・城が連携し、4K高精細映像によるアーカイブを構築する。

 今回、「明日の京都」の理念と事業に賛同したDNPとMBSが連携し、歴史都市・京都の貴重な文化遺産を高精細映像として収録・保存を進めるなかで新たな事業の展開を目指す。17社寺・城の建物外観、庭園、仏像・掛軸・襖絵、そこで執り行われる行事・祭事など、有形・無形の文化遺産を高精細映像で収録し、各所有者との共有資産として保存。収録・保存された映像を用いた体験施設の開設も予定されている。

 プロジェクトで得た収益の一部は、「文化財を守り伝える京都府基金」(京都府)、「だいすきっ!京都。寄付金」(京都市)に寄与する事業モデルとなる。

 世界遺産「古都京都の文化財」は、賀茂別雷神社(上賀茂神社)、賀茂御祖神社(下鴨神社)、教王護国寺(東寺)、清水寺、延暦寺、醍醐寺、仁和寺、平等院、宇治上神社、高山寺、西芳寺(苔寺)、天龍寺、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、龍安寺、本願寺(西本願寺)、二条城で構成されている。
《冨岡晶》
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