『なんで、あんなことができるんだろう?』レノボとスノボ……大会を協賛 | RBB TODAY
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『なんで、あんなことができるんだろう?』レノボとスノボ……大会を協賛

エンタープライズ 企業
NECレノボジャパングループ エグゼクティブ・ディレクター コンシューマー事業本部 留目真伸氏
  • NECレノボジャパングループ エグゼクティブ・ディレクター コンシューマー事業本部 留目真伸氏
  • Lenovo カフェ
  • LENOVO PRESENTS SLOPE STYLE 7th SEASON THE SLOPE
  • タッチ&トライコーナーでは子どもにゲームが人気
  • LENOVO PRESENTS SLOPE STYLE 7th SEASON THE SLOPE
  • LENOVO PRESENTS SLOPE STYLE 7th SEASON THE SLOPE
  • 抽選会はYOGA TABLETが2日間で10台あたる
  • コーヒーやお菓子が無料
 3月8~11日の4日間、新潟県上越国際スキー場で開催された「LENOVO PRESENTS SLOPE STYLE」は、レノボ・ジャパンが協賛するスノーボード競技イベントだ。SLOPE STYLEは今年のソチ五輪から正式種目に採用され、国内でも注目が集まる競技のひとつ。8~9日は「7th SEASON THE SLOPE」、10~11日は「2014FIS公認SLOPESTYLE JAPAN SERIES」の、2つの競技会が開催される。

 レノボ・ジャパンは、大会の冠スポンサーとして選手や競技の援助をしつつ、会場には「Lenovoカフェ」を設置し、レノボガールが来場者にあたたかいコーヒーやお菓子を配ったり、「YOGA TABLET」が当たる抽選会、タブレットやPCなど同社製品のタッチ&トライコーナーを設けていた。また、今回の大会の中継画像は「ニコニコ生放送」にも同時配信され、9日の生放送ではのべ54,000人以上が視聴し、18,700ものコメントも寄せられた。

 会場となる上越国際スキー場は、3Gの圏内であるため、会場にレンタル配布されたタブレットで選手、大会関係者、観客も配信映像をチェックしたりコメントを投稿したりしていた。

 そもそも、レノボがなぜスノーボード競技の協賛をするのだろうか。NECレノボジャパングループ エグゼクティブ・ディレクター コンシューマー事業本部 留目真伸氏は、会場内「Lenovoカフェ」内に設置されたインタビュールームで答えてくれた。

 「レノボでは、人間にできないようなコンピュータパワーをだれもが携帯できるようにと製品を提供しています。SLOPE STYLEも『なんで、あんなことができるんだろう?』と思うような競技です。製品のイメージやコンセプトに通じるものがあると思います。とくに、10代の若い人が活躍するスノーボード競技を支援することで、そういった人たちにも生活の中でもっとITに親しんでもらいたいと思ったので、競技の協賛その他を企画しました。」

 留目氏は、今後もこのようなイベントの支援や、学校のダンスの授業のためにタブレットを提供するなどの活動で、これからの若い世代を応援していきたいとした。同時に、なにかと元気のないといわれるIT市場を少しでも活性化できたらと、CSR活動に力を入れているという。

 では、Lenovoグループの中のグローバルな戦略における、日本の位置づけや戦略はどのようになっているのだろうか。9日の競技を観戦中の留目氏に聞いたところ、

 「世界的な産業構造から製造に関しては日本企業に厳しい面もありますが、製品の設計や技術はグローバルでもまだいけると思っています。ThinkPadも設計は日本で行われました。NECレノボジャパングループでは、まず日本にあった製品を開発し市場を広げていきます。また、グローバルR&Dセンターとも共同開発を進め、日本技術のDNAを持ったグローバルモデルを開発したいと思っています」

 という回答だった。

 さて、競技の方は、9日の「7th SEASON THE SLOPE」決勝トーナメントを勝ち抜いたのは、最後まで大きなミスなく滑った角野友基選手だ。先日のソチ五輪では入賞している。2位は稲村奎汰選手、3位に稲村樹選手が兄弟入賞を果たした。スポンサーからのLenovo賞は石田貴博選手がゲットした。各入賞者には副賞としてYOGA TABLETが贈られた。

 最後に、優勝した角野選手にインタビューに応じてもらった。

--- 優勝おめでとうございます。コースのコンディションはどうでした。

「設定は毎回違うのですが、ここのコースはいつも楽しく滑れるし結果も出ているのでいい思い出が多いコースですね」

--- 大きなミスもなく安定した滑りでした。

「調子がよかったせいもありますが、でも、世界レベルだとみんなあんな感じで、転びませんよ。今日は、自分もそれに近い形にもっていけたのでよかったです」

--- 15歳若手ががんばっていましたが、彼らの滑りはどうでした。

「次の世代の可能性は感じました。感じたけどまだまだ負ける気はしないですね」

--- 印象に残った選手などいましたか。

「とくにいないですが(笑)、4年後にいっしょにオリンピックに出たいなという選手は何人かいますね」

 ちなみに、優勝した角野選手は、会場から生放送されていた「ニコニコ動画」など、今回のイベントで初めて見たという。画面上のコメントによる応援などは面白いと思ったそうだが、「滑っているときは見られないですね。」と語っていた。

 10日と11日には「2014FIS公認SLOPESTYLE JAPAN SERIES」が開催される。
《中尾真二》
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