「チケット手売り」報道は狙い的中……炎上仕掛け人・キンコン西野が“手の内”明かす | RBB TODAY
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「チケット手売り」報道は狙い的中……炎上仕掛け人・キンコン西野が“手の内”明かす

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 自身の独演会のチケットを手売りしていることが話題となったキングコングの西野亮廣が、ニュースとして報じられたその“裏側”を自身のFacebookで明かした。

 8月9日に東京・日比谷公会堂で独演会を開催する西野。会場キャパシティ約2000席分を埋めるため、今年1月から自らチケットの手売りを行っており、先月末までに約500枚に達したことが複数メディアに報じられ、話題となった。

 西野にとっては、独演会の良い告知となった今回の報道だが、本人曰く、その報道は当初から想定していたものだったという。「宣伝費をかけられるほどお金持ちではないので、僕が企画を立ち上げる時に心がけているのは『ニュースになる告知』です」という西野。宣伝のためにニュースを利用する、そのためにニュースとして取り上げられるには何をすれば良いのかを考える。例えば今回の独演会であれば、一般的なお笑いライブに比べて格段に大きい規模となる2000人というキャパシティでの公演。通常500人程度だというお笑いライブよりも売りさばくチケットは4倍になるが、ニュースとなる可能性が高い2000人の方を西野は選ぶ。

 ただ、彼が仕掛けるのはその程度の“針”ではない。さらにもっと、話題になりそうなこと、西野はそれが何かを自覚している。「たとえばネットニュースを狙うなら、あそこは突っ込みたい人の巣窟で、他人の不幸を確認して安心したい人達がたくさんいる場所なので、結論『ブザマな活動』をした方がいいと思います。つまり、“あげ足の取りシロ”を作るということ」――。自身の“嫌われ者”“低好感度”といったキャラクターを逆手に取る。そして、今回とった方法が、チケットの手売り。「『必死じゃん!』『人気ないと大変だな』こういったテクニック不要の突っ込みができるスペースを提供させてあげれば、閲覧数が増えてニュースになりやすいんじゃないかと思っています」。実に“炎上芸人”の西野らしいともいえる、クレバーなやり方だ。これまでに数々起こした炎上騒ぎで得たノウハウは、彼にとっての貴重な“財産”ともなっている。

 「この辺りは、僕はかなりイヤラシイかもしれません。もちろん策に溺れることも多々(笑) ただ、こういった駆け引きが、TVゲームよりも、ポーカーよりも、麻雀よりも楽しい。自分の人生がリアルにかかっているから、ゾクゾクします」(西野)

 事実、Yahooのトップニュースに取り上げられた。してやったり、とばかりに彼のほくそ笑む様子が目に浮かぶようだ。
《花》
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