“チャ友募集アプリ”、個人情報を詐取するものがGoogle Playで複数公開
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これらの専用アプリでは、電話番号やメールアドレスを知らせることなく、各種メッセージングサービスのIDを匿名で公開することで、不特定多数のユーザーとチャット等の対話ができる。一方で、出会い系としての利用がされるなど問題も指摘されている。
今回マカフィーは、そういったアプリの中に、ユーザーの電話番号やGoogleアカウント名(Gmailメールアドレス)といった個人情報も密かに収集する、複数のAndroid端末用チャット友達募集掲示板アプリを、Google Play上で確認したとしている。
あるアプリは、プロフィール画像、ニックネーム、性別、居住地区などの簡単なプロフィール情報の他、LINE、カカオトーク、mixi、Skypeの4種のサービスのIDを登録し公開することが可能となっていた。また、それらの外部サービスを使用せずとも、このアプリ自体でも直接チャットが可能となっていた。
しかし、アプリ起動時およびプロフィール登録・更新時は、ユーザーに知られずに電話番号、Gmailメールアドレス、IMEI、SIMシリアル番号がアプリ開発者のサーバに送信されていた。
一部アプリは、ユーザーインターフェイスやアプリ説明ページが日本語対応されていた。ただし、不自然な日本語の使用や韓国語でのユーザーの発言が見られたりするという。これらすべてのアプリでは、共通の通信先サーバのIPアドレスが韓国のものとなっていた。また一部処理が実装されていないなど、不審な点があったとのこと。また、コミュニケーションアプリとはいえ、不必要とも思える多数の権限が要求されるという。